2020年度の確定申告を終えてみた感想

2019年分に引き続き2020年の確定申告は4/15までとなっています。

本来の期限日である3/15までに2人分の確定申告を終えました。

確定申告自体はなんか呆気なかったなぁって感じです。

というのもシステムエンジニアの私もイラストレーターの妻も どちらも基本的に仕入れがほぼなかったり請け負って納品する仕事が多いため 付ける収支もそんなに多くなかったためですね。

健康保険などの控除は私の方ですべてやったので 妻の方はシンプルに事業所得と経費ぐらいなので簡単に終わりました。

前にも言いましたが、大変なのは帳簿付けだけでそれ以外は特に難しくも面倒くさくもないですね。

確定申告をしたことがない人は恐らく周りの話を聞くと

「確定申告は面倒くさい」

という先入観は大体の人が持ち合わせているのではないでしょうか。

職種によってかなり左右されると思いますが、個人事業主レベルであれば 帳簿付けさえ最低でも毎月やっていれば確定申告は開始日に終わらせられることは可能でしょう。

帳簿付けは発生したらやるべき

これまでの確定申告系の記事にも書いてたのですが、 結論としてはやはり溜め込まず最低でも毎月付けるべきですね。

私はその大変さを知りたかったので1年溜め込んでやってみましたが 確かに無知な状態からやるのは大変でした。

そしてその大変さを理解したからこそこの結論に自分の意思でいきついたわけです。

毎日発生するような事業だと毎日やることになりますが、 その時は週1とかにまとめてやったほうがいいでしょう。

システムエンジニアの場合、1ヶ月で終わらないような仕事が結構あるので 本当に付けることってそんなに多くないんですよね。

ぶっちゃけ経費も殆ど発生しませんから帳簿付けがほとんどないです。

経費のレシートが発生したら即帳簿付け即保管を心がけよう

あとから付けたらいいでしょって考えになる人って結構多いんですよね。

私もそうです。

気付いたらあの領収書どこいった!?ってなる人であれば かならず発生したら帳簿付けしましょう。

会計ソフトと銀行口座等を連携してる人は安全だと思いますが、 そうじゃない人はここを徹底したほうがいいです。

特にあまり経費が発生しないような業種の場合、 固定費を経費にしておかないと殆ど必要経費が発生しなくなり 節税ができなくなってしまうのでシステムエンジニアの人は気をつけましょう。

freeeは使いにくかった話

弥生会計もfreeeも凄いよく出来たソフトなのですが、いかんせん高機能すぎて 小さい個人事業主には無駄な機能が多すぎてあれがどこにあるんだ! っていうのがめちゃくちゃ発生しました。

私は青色円簿という今の所完全無料で使える青色申告用の会計ソフトを使用しているのですが、 とてもシンプルで必要な部分だけ入れてあとは決算書を自動で出してくれて 国税庁の確定申告のところに記入していくだけとなっています。

ただ、無料なだけあって口座の連携なんていうのは恐らくできないと思います。

有料版だといけるのかもしれませんが、無料版なので 帳簿付けと自動会計と決算書自動作成ぐらいしかないです。 (他にも色々ありますがそこまで気にしなくていい)

妻の方はfreeeを使わせていたのですが、最終的に私が操作するので 青色円簿でやってた帳簿付けと同じようにやろうとしても、 無駄に高機能でいたれりつくせりな分ちゃんと入力できているのか不安になってしまいました。

地代家賃等を手動で入れてるのに、確定申告書作成のときにまた入力させられたり わかったから早く決算書見せてくれと思ってもなかなか出してくれなかったりでイライラがすごかったです。

もちろんちゃんと使えばかなり便利なソフトだと思うのですが、 対象が面倒くさくて勉強する気のない人用にめちゃくちゃ親切に作られているのが逆に私としては煩わしかったです。

ある程度簿記や会計の知識を自分で身に付けて自分で検索できる人は 青色円簿の方がシンプルで使いやすくていいんじゃないかなと思います。

もちろん事業がそこまで大きくないことが前提ですが。

事業が大きくなると入力する項目が増えてくるので、 そこはソフトの恩恵を受けるべきかなと思います。

何でもかんでもソフトに頼りすぎているといざというときに焦ったり混乱したりしますので、 個人事業主になりたての人は出来れば早い段階に会計の知識と経験を身に着けておいたほうがいいでしょう。

支払う税金はかなり減った

青色申告をすることで会社員時代より支払う税金が減ったのがかなり嬉しいですね。

収入はもちろん下がりましたがぶっちゃけ苦労を天秤にかけると、 フリーランス1年目なのにもかかわらず会社員時代より儲けたと思います。

もちろん私だけの力ではなくて、お仕事をくれたクライアント様方のお力と 私を支えてくれている妻や友人たちのおかげでもあります。

私はさすがに会社員時代と変わらない額の売上があったため、 確定申告後は5桁の税金を収めないといけません。

妻はそこまで大きな収入が無かったため、青色と基礎控除をプラスしたら、 所得が0になってしまったため確定申告後の納める税金も0円になってました(笑)

おかげで今年は健康保険料や住民税などはかなり下がるのではないでしょうか。

2020年は会社員時代の稼ぎの税金を払っていたので結構変化がありそうです。

その時はまた変化をお知らせいたします。