【初体験】令和2年度の確定申告を終えました【e-tax】

現在これを書いているのは2021/2/19なのですが先程自分の確定申告を終わらせました。

思ったよりあっさり終わったなって感じですね。

もちろん青色申告の最大65万控除です。

人生初めての自分でやる確定申告でしたが、 全編通して帳簿付けが一番面倒だなと感じました。

というのも一気に入力したから大変なだけあって 日々ちゃんと帳簿付けしておけば何ら難しいことはないですね。

正直最初のイメージは通帳のコピーやらなんやらをすべて印刷して いろんな物を添付したりしなきゃいけないと思ってたのでかなり大変と想像していました。

実際通帳のコピーとかは取る必要はないですが、もし税務調査があった場合 すべて調べられてしまうので通帳とか支払い履歴とかそういうのはすべて保管しておかないといけません。

今回は確定申告を恐らく無事終えられたであろう私の感想記事です。

今年からフリーランスになるという人の為に色々書き残しておこうかと思います。

確定申告系の記事がちょっとまばらになってきたので、 私が身につけた知識なんかは一旦落ち着いたらまとめてみようかなと思います。

もちろん、税理士が書いているブログやらyoutube動画をみたほうがいいですが、 私と同じような条件だった場合の人には役立つのではないでしょうか。

令和2年度確定申告を行ったなおキーヌの状況

初めての確定申告ですが、とりあえずなんとかなりました。

私の状況を箇条書いたしますと

  • 業種はシステムエンジニア
  • 令和2月末に退職し、翌日の3月から個人事業主を開始
  • 既婚者で妻も同時にフリーランスイラストレーターとして立ち上げ
  • 青色申告の申請書を2ヶ月以内に提出している
  • 国民健康保険は前年の所得から計算されたものを払っている
  • 国民年金は市の全額免除制度を適用された状態

こんな感じです。

1つ1つ軽くみていきましょう。

業種はシステムエンジニア

恐らく大体のフリーランスは請求書を送って、 クライアント(法人の場合)から請求金額から源泉徴収分引いて振り込まれると思います。

しかしシステムエンジニアは源泉徴収対象の職種ではないので 請求した金額+消費税が基本的に振り込まれるといった感じですね。

この点で源泉徴収された金額を入れる必要性がなくなるので少し楽です。

令和2月末に退職し、翌日の3月から個人事業主を開始

恐らくキレイに12月末に退職して次の年の1月からフリーランスって意外と居ないんじゃないでしょうか?

給与所得もあるから面倒くさいなと思ってたんですが、 単純に申告書作成時に退職時に貰った源泉徴収票を元にいれていくだけでしたね。

手書きだと面倒くさいですが、e-taxだと入力なので特に面倒さは感じませんでした。

入力するタイミングはe-taxの場合は事業の決算書を作成完了後、 続けてそれ以外の収入がある人はコチラ的な流れで案内してくれているので それに沿って給与所得のところでに進めばOKです。

既婚者で妻も同時にフリーランスイラストレーターとして立ち上げ

妻は扶養から抜けて独自にイラストレーターという個人事業主になりました。

なので一定金額稼いでしまったので扶養控除とかも基本はないと思います。

なんかしら行けそうな気がしますが、もし控除できてたら そこは知識不足だったということで今回は勉強代としておきましょう。

青色申告の申請書を2ヶ月以内に提出している

立ち上げ時から青色申告することはちゃんと学んでいて 事業立ち上げの申告書を持っていく時に同時に申し込みました。

意外と忘れてる人もいるんですかね?

国民健康保険は前年の所得から計算されたものを払っている

初回だったので会計ソフトで何処に入力するんだ……ってなってたけど 決算書を作るためには別に入力する必要はなくて(ソフトによると思いますが) あとから確定申告書を作る時に入力するだけでした。

手書きだと面倒だけどe-taxだとちゃんとここに 国民健康保険は「社会保険控除」として入力してください的な書き方をしてくれていました。

国民年金は市の全額免除制度を適用された状態

退職して年金を払っていくのが辛い状況ですと、最高全額免除してくれる制度があります。

恐らくこれ全額払ってたら私かなり辛かったので助かりますね。

もちろん、免除ということで実際に年金を納めていないことにはかわりないので 年金のもらう金額が減ってしまうのは仕方のないことです。

まぁ、正直な所年金なんて当てにした生き方してたらこの時代は生き残れません。

私の世代どころかちょっと上の世代の人たちも殆ど貰えないようなもんです。

ぶっちゃけもう破綻してるシステムですね。

なので今回は入力一切なしで住みました。

払っている人は社会保険控除のところに国民健康保険と同じくして年度に支払った総額を入力すると良いです。

マイナンバーカードは作っておけ

e-taxをスムーズにするためにマイナンバーカードは必須です。

IDパスワード方式もいけますが、申請しないといけないですし マイナンバーカード普及までの処置らしいのでそのうち消える方法です。

最近中国に情報が漏れたとか色々と残念なマイナンバーカードですが、 普通免許とか持っていない私にとっては唯一の自己証明できるものなので あまり居ないと思いますが私みたいな境遇の人間は作っておいたほうがいいです。

カードリーダーは3000円ぐらいの安いのでいい

マイナンバーカード方式でe-taxをする場合カードリーダーが必須になります。

そのうちスマホでできるようになりますが、現状はスマホだと青色申告等ができないので 基本はPCでやらなければいけません。

カードリーダーって高いんじゃないの?って思いましたが ソニー製のパソリってやつが3000円強の値段で変えました。

変な中華製の1000円台のリーダーを買うのはやめましょう。

日々の帳簿付けについて

確定申告難しい・めんどいって言われる理由が 今回誰にも聞かず自分で調べるだけで完結してみてよくわかりました。

初めてだと確かに面倒くさいということが強かったですが、 それも複式簿記の帳簿付けが面倒くさいだけで それ以外はそんなに面倒くさいことはなかったです。

業種によって入力する大変さは結構変わりそうですが、 一度やってしまえば同じ項目を使って同じように入力するだけですし、 新しい勘定項目を使う場合はその都度調べたらいいだけです。

毎日ちゃんと帳簿付けしていればしんどいこともないのですが、 それが出来ない人が多いからしんどいめんどい言われるんでしょうね。

私はあえてその大変さがどれくらいなのかを知るために 1年間しっかり溜め込んで数日に分けて処理しました。

たしかに溜め込むと大変ですね。

システムエンジニアは収入の部分と使った経費の入力ぐらいしか無いので そこまで大変じゃなかったのが助かりました。

ちゃんと毎日つけましょう。

フリーランスの場合そこまで大変じゃない

法人だとめちゃくちゃ入れる所多くて大変そうですね。

業種にもよりそうですが……

システムエンジニアは源泉徴収対象じゃない上に入力箇所が殆ど無い 結構優遇された職業なんじゃないかなと思います。

国としてはIT後進国になっている今増えてほしいところなんでしょう。

時代が変わればシステムエンジニアも課税対象になったりするのかもしれません。

とりあえず今のうちに「確定申告完全に理解した!」と油断しないように 簿記の知識や会計の知識をアップデートしていったほうがいいと感じましたね。

もうすぐインボイス制になって個人フリーランスが圧倒的に辛い立場になってしまうので そのためにも知識をためて経験値を詰んでおくべきです。

後は妻の分の確定申告ですが、私の知識をつけるためにも 妻の分の確定申告を付き添いで一緒にやって 来年からは自分の確定申告は自分でやらせていこうと思います。

妻はイラストレーターなので課税対象になっているため、 そのへんの知識も合わせて得られるので助かります。