逃げという選択肢を消して成長する生き方

基本的には辛いことから逃げ出したくなる性格なのですが、 本当に追い込まれた時、異常なまでに力を発揮してここまで生き残ってこれました。

人間失うものがなくなると自分でも思ってもいない力を発揮することがあります。

元々至って普通の人がすべてを失ってしまって絶望し、犯罪を犯したり自分自身を死に追いやったり。

犯罪を犯す・自分を殺すって数値化してしまったらものすごい強大な数値って思いませんか?

もちろんこの2つは正負のゲージで表すと負のエネルギーゲージが振り切れてる状態にはなりますが。

数学的に絶対値で見てみれば、マイナスであれ凄まじい数値にはかわりないですよね。

私は小さい頃から負のエネルギーがたまらざるを得ない人生を歩んできました。

そしてその負のエネルギーは2021/02/07になってもなお溜まっているという状況です。

人生って残酷ですよね。

っと今回は愚痴ではなく負のエネルギーをどうにかして正のエネルギーに変換して 成長につなげようというお話です。

嫌なことからは逃げていいが自分からは逃げるな

ちょっと何言ってるかわからないですね……

って人もいると思うので2つに分けて解説します。

嫌なことからは即刻逃げろ

誰かに課された嫌なことからは逃げても構いません。

自分の意志でないならなおさらです。

例えば自分の意志ではなく課せられる事といえば親に「大学へ行け」などがよくあるパターンでしょうか。

後は惰性で入ってしまって昇進する気も一切なく命令されるがままに働いていたりでしょうか。

自分からは逃げるな

逃げるという選択肢を選ぶのは自分です。

それを決めたらもう取り消さず逃げ切ってしまいましょう。

中にはやっぱり逃げてもどうしようもないから逃げるの辞めて我慢するかって 自分自身の選択からすら逃げてしまう人も居ます。

これが一番成長しないパターンですね。

気付けば惰性で生きてしまって、自分じゃなくて他人を恨んで生きている人になってしまいます。

成長したいのであれば選んだ選択肢から逃げないのが一番です。

逃げという選択肢があるから逃げてしまう

なら逃げる選択肢を消してしまいましょう。

逃げることに逃げてしまうのであれば最初から逃げないほうがマシでしょう。

逃げる選択肢を選ぶことは恥では有りません。

ただ、逃げることに逃げる選択肢は自分自身を否定する一番ダメな行為です。

私は20代後半まで逃げることに逃げる行為を何回もやってきました。

というのもお金を稼がないと本当に生きられなくなる状態になったことが何回もあり そのたびに辞めたいと思っていた仕事もギリギリのところで耐えてました。

逃げよう、でも逃げたら生活できなくなるからもうちょっと頑張ろう。

やっぱ無理だ辞めよう。

で結構辞めてきた仕事が多いです。

これを繰り返してきたので「逃げることに逃げる癖」が染み込んでしまっていました。

無意識に退路を断っていた当時の自分

突然の自分語り入ります。

30代になってからは結婚したこともあり、より逃げづらい状況を自ら作り出してしまいました。

単純に妻にはサービス業という苦行を13年間も続けていたのでちょっと休んでほしかったのもあり 専業主婦をやらせて私の稼ぎが失くなったら生活できなくなる状況でもありました。

専業ではありますが基本私は家事が好きなので専業主婦の仕事を奪ってたこともあります(笑)

このときは選択肢を消すとかそういう意識的なことをしていたわけじゃなくて、 単純に私が甘すぎる性格だったため「働いて生活費を稼げ」と言えなかっただけです。

周りから見ると「働かせればもっと楽になるじゃん」って状況でもありましたし言われたりもしました。

時々精神が辛くなった時に「何で私だけ働いて辛い思いしてるんだろう」ってことは何回もありましたね。

もちろん、本人が働きたいのに働かせていないというそんな意地悪をしているわけじゃなくて 専業主婦をやらせてたのは単純に今まで出来なくてもやりたいことをやってほしいという意思が強かっただけです。

単純に結婚した時にこっちの地域に来てもらったこともあって土地勘とかもわからないだろうし 慣れるまではいいかなってなってました。

そして今では立派なフリーランスのイラストレーターとして自分の欲しい物は自分で買うぐらい稼げてます。

話を少し戻しますが、私が正社員5年目の時についに精神の限界がきて仕事を辞める決意をしました。

貯金もほとんど無い状態で辞めたら3ヶ月で生活ができなくなるレベルでした。

妻が溜めてきた貯金を切り崩せばまだまだいけますが、 基本的に妻の貯金はないものとして過ごしています。

こんなセーフティネットが弱い状態でよくフリーランスになる決意をしたなと自分でも思います。

会社を辞めたことでなんか自分自身にかけていた洗脳が解けたおかげもあり 今までの自分を振り返って見ると、コイツ何で自ら退路断って自分自身を苦しめてマゾか?と思うほどでした(笑)

そこで今回の「逃げを捨てることで成長する」ということに気付けました。

追い込まれると力を発揮するタイプ

私はまさに典型的な追い込まれて強くなるタイプだったようで、 というか生存本能がある生物なら誰しもこの特性を持っています。

簡単に言うと火事場の馬鹿力ですね。

これを意識的にできるかどうかで成長率がものすごく変わってきます。

フリーランスになってからは、やったことある仕事を受けると単価が安すぎてあほくさくなってきて やったことはないけど調べたらなんとかできるかも?という仕事を優先に受けてきました。

これじゃ受け身みたいなものだから会社員となんかあんまり変わんないなと思って 今の自分には出来ないレベルの仕事をあえてうけることにしました。

確かにプライベートの時間をほとんどその仕事のための勉強に費やして なんとか仕事の納品を完了したのですが、ものすごく成長したなと実感しましたね。

「逃げという選択肢を消して自分を追い込む」

正社員という安定を捨て、退路を断ってから自分にはかなり厳しい仕事を受けることで 遊ぶ余裕や好きな勉強をする余裕をもなくして自分自信をとことん追い込むと、 本来以上の実力を発揮させることを意識的に行いました。

ただ、良い結果ばかりではなく文字通り身を削って生きていましたから 2020年末は精神的に辛くなった上に最後の最後にミスをやらかしてしまって更に落ち込んで いわば一人ブラック企業みたいな状態になってました(笑)

というのも、仕事を受けすぎて余裕がなくなってしまったのが原因ですね。

逆にミスをして自分マネジメントの下手さを実感して2021年からは 少し自分に優しくして生きようと頑張っています。

何事もやりすぎはダメってことです。