フリーランスエンジニアが一時支援金の申請をやってみた
仕事が詰まってきて気付いたら1日中仕事してて他のことが出来てないということがよくあります。
日曜はちょっとゆっくりしようかなとyoutubeを眺めてたのですが 某著名人を対応している一時支援金の動画が目に止まったのでみてみたら どうやら私も対象だということに気付き、期限をみてみると5月31日だというじゃないですか。
5月も残り半分。気付けてよかった……
今回、一時支援金申請で詰まったことや疑問だったことなんか書き残しておこうかと思います。
といっても、現時点では行政書士さんに事前確認という行為を依頼している最中で 通るかどうかはちょっとまだわからない状態でもあります。
しかし通れば家賃の足しになりますし依頼もそんなに金額がかからないので もしダメだったとしても勉強代としても痛くはないといった感じで挑んでいます。
申請した私の状況など
私は2020年3月3日にシステムエンジニアとして個人事業主となりました。
今回一時支援金の対象者としては今年の1~3月のどれかと 2020年もしくは2019年の1~3月(比較対象は同月)の売上が50%以上下がってることが条件でした。
最初の方は飲食店や緊急事態宣言に直接的な利益の減少があるところのみだと思ってたのですが 調べているとどうやら緊急事態宣言且つ外出自粛であれば基本業種は問わず申請できるということが発覚しました。(例外あり
2019年に立ち上げていたら支援金100万貰えてたのですが、 ちょうど条件に満たなくて諦めてたのですが今回はどうやら条件を満たしているようなので申請しました。
実は恥ずかしながら今年の1~3月はほとんど売上がなくてお金が減る一方でしたので 一時支援金を貰えるのならばかなり生活が楽になります。
システムエンジニアは2~3ヶ月拘束後お金が入るということが結構多いので コロナ禍も相まってお客さんのお客さんがコロナの影響を受けてたりすると 間接的に私の方も業務が延期になったりすることもあってそれも重なり今年は殆ど売上が立ってない状況でした。
3月は売上0だったので前年度と比べると100%の売上ダウンという形になってます(笑)
この後は月次支援金などもあるようなので条件を満たしてたら申請しようと思います。
条件などの詳細は公式サイトを御覧ください。
業種選択でシステムエンジニアはどれだ!?
上記のアドレスの申請途中で業種選択をするのですが、 大分類・中分類・少分類と選択があってどれに該当するのか正直わかっていませんでした。
システムエンジニアは調べてみるとどうやら
大分類「情報通信業」
中分類「情報サービス業」
少分類「ソフトウェア業」
に該当するみたいです。
職業の欄には事業立ち上げ時に書いたものと統一しておくといいでしょう。
事業内容も基本的に開業届と同じで大丈夫です。
2020年3月立ち上げなので特例適用対象だった
去年の3月に立ち上げたということで私は特例適用対象だったみたいです。
この状況によって支援額の計算式が変わるようで 試してみるとものすごい金額になりました(笑)
といっても個人事業主の最大支援金は30万なのでどれだけ膨らもうが切り捨てられるのでちょっと悲しいですね。
法人だと60万円らしいです。
比較できる売上は3月のみだった
立ち上げたのが3月だったのもあり、減少月を比較しようにも3月でしか比べられませんでした。
後にもいいますが行政書士さんには2021年1~3月の売上台帳を求められましたが、 1と3は売上なしで殆ど書くところがありませんでした。
しかし売上がなかろうが「売上なし」という書類が必要になるので気をつけましょう。
ちなみにイラストレーターの妻は3月は売上がでてしまったので 同じ時期に事業を立ち上げましたが対象外になってしまいました。
申請書類で悩んだこと一覧
私は複式簿記で青色申告をしていたので書類揃えるのはそんなに苦じゃありませんでした。
前年度の売上もエクセルにまとめておいたのでコピペするだけです。
確定申告書B第一表とは
ちょっとわからなかったのが「確定申告書B第一表」
第一表ってなんだ……?
って調べてみるとどうやら申請書の1枚目でした。
2020年(令和2年)分の所得税青色申告決算書(1)と(2)
決算書はわかるけど1と2ってどれだよ……
参考画像載っけておけよって思いますよね。
完全に情弱はお帰りくださいって感じがすごいです。
その名の通り1枚目と2枚目でした。
確定申告時に申告書と決算書は保存してましたが、どちらもパスワードが掛かっていて1枚目だけ取り出すとかが無理なので 100%拡大率で表示してスクショとってフォトショで1枚として保存しました。
いずれにしても面倒でした。
申請には登録情報機関に事前確認を取る必要がある
最後に、これで詰まって諦めたって人は結構いるんじゃないでしょうか?
私もよく調べず申請して「登録情報機関に事前確認を取る必要があります」って書いてて なんじゃそら?って調べてみるとどうやら税理士さんとか行政書士さん商工会とかに 対面やカメラ通話で詐欺かどうかじゃないか調べてもらってOKなら承認が降りるようです。
どうやら給付金詐欺が多発したせいでこの作業が必要になったものだと思われます。
しかしこれをやらないとそりゃ多発するわって感じなので設けておいて正解です。
ですがフリーランス1年目・2年目で税理士さんとかをつけていなかったり 商工会に入っていなかったら知り合いに誰も居ないという状況になります。
こうなると専属の税理士さんとか居たほうがいい感じがしますね……
ただ基本的に一人でやるのでこういうときだけ頼るのも虫が良すぎるなって感じたので 色々調べてるとどうやら同じような状態の人が多かったみたいです。
ココナラやツイッターで探すという手はちょっと盲点でした。
時代が救ってくれた感じがしますね。
一昔前だと確実に詰んでたり悪徳税理士さんにボラれてた可能性もあります。
一応、元会社の仲のいい役員さんが税理士紹介(面識ある)してくれるので 相談すれば大丈夫かと思いますがそれでもそのためだけにやってくれというのもうーんって感じですね。
個人的にココナラをちょっと利用してみたいのもあって今回はココナラで 行政書士さんに依頼させていただきました。
日曜にも関わらず即レスしてくれて現状書類審査をしてもらっています。
依頼料の相場はココナラだと大体5000~10000強ぐらいでした。
これで30万もらえるなら安いもんですね。
人の時間を使うわけですからその対価は払うべきです。
それにしてもこの申請で支援金をもらえた場合、悪く言えばあぶく銭っちゃあぶく銭なんですよね。
どちらにせよ家賃で補助みたいな感じで使わせてもらおうと思います。
その分3ヶ月は家賃を気にせずに仕事や制作に没頭べきるのはかなり精神面で大きいです。
もし貰えなかった場合、勉強代という形で払ったと自分の中で思っときます。
次は毎月10万もらえる月次支援金というものがあって、それの勉強でもしてみます。
もらえるなら貰っておいたほうが事業にとってはいいですからね。
その分事業をしっかりと利益を出したいと思います。