フリーランスになりたい人向けのセミナーに行ってみた

Tere! なおキーヌです。

会社を辞めた過ぎて持ち前の器用貧乏さを生かしてフリーランスになりたいと思ったのですが、 いまいちフリーランスという働き方がよくわからない

基本的に企業が外注しようとしている仕事を受けて納期内に納品する。

というイメージは今働いている会社でフリーランスに依頼する側に少し携わっていたため、 そのへんの感覚はなんとなくですが掴めています。

しかしどうも自分がフリーランスになった時にどうやって仕事をとるのか、 どう言う風にやり取りするのかとかの不安が高まってきました。

なので一冊、有名どころのフリーランス向けの本をとりあえず買ってみて ざっくりとしたフリーランスの働き方はつかめましたのですが、 買った本は著者がイラストレーターなので自分のやりたいこととは少し違いイマイチしっくりきませんでした。

それ以前に今の自分が

フリーランスとして働いていけるほど能力があるのか?

という不安がさらに高まってきてツイッターでフリーランスの人を調べていると、 営業からエンジニアに転職して最近フリーランスになった人が主催するセミナーを見つけました。

私はそういうセミナーとかは行かない人間だったのですが、そこで尻込みしてしまっては フリーランスになれないぞと自分を追い込み勇気を出してセミナーに出席を志願しました。

大体こういうセミナーって怪しい感じはあるので身構えてしまうのですが、 結論としては思い切ってフリーランスセミナーに行ってみて正解だったと心から言えます。

初めてセミナーに行ってみて、感じたことを書き記しておきます。

  1. 迷ったらとりあえず1回だけでも行ってみよう
  2. 今の自分に足りない要素が判明する
  3. フリーランスは繋がりが最も大事
  4. 業界未経験・年齢はそこまで関係ない
  5. フリーランスを目指すなら色々なことができたほうがいい
  6. 怪しいセミナーに気を付けるべし

迷ったらとりあえず1回だけでも行ってみよう

結論から言うと、1度もセミナーに行ったことがないなら体験しておくべきです。

もっと詳しく言うと小人数有料セミナーに参加してみることですね。

セミナーといっても有料や無料のセミナーがあります。

無料のセミナーは正直主催側も利益がないですし、 無料で聞ける話なんてたかが知れているので正直時間の無駄です。

もちろんその人が有益だと感じたら有益だと思うので100%無駄とは言えませんが。

それでも有料と無料では主催側のやる気が断然違うので、 せっかくの自分の時間を使うのだからどうせなら有料で質の高いセミナーを受けるべきです。

小人数という点がキモ

別に有名でもなんでもないけど自分より先に入る人の有料セミナーの場合、 大人数よりも小人数でのセミナーに参加すべきです。

というのも、人数が多ければ多いほど主催者と接点が取りづらくなります。

せっかくその行きたいと思った主催者のセミナーにいくのだから、 主催者と接点を取りやすい小人数セミナーにしなければそれこそお金の無駄です。

もし大人数有料セミナーの場合、口下手や消極的な人は話を聞くだけで終わりでしょう。

積極的な人は質問とかするのでいいのですが、支払う金額は質問した人もしない人も基本は同じでしょう。

それならお金を払っているのだからちゃんと質問ができる余裕のある小人数のものを選択しましょう。

有料セミナーでも話を聞けるだけでありがたいというすごい人なら別ですが(笑)

今の自分に足りない要素が判明する

相談できる人が居ない環境の場合、自分に足りないものがわかりづらくなります。

私は今回有料セミナーに行って自分に足りないものがはっきりしました。

足りないものが判明するのは人によって違うので、 とりあえず今回私が判明したのは以下のことになります。

  • 仕事を辞める準備(最大の難関)
  • ある程度の貯蓄
  • 需要のあるスキルの向上
  • 積極的に交流会に参加する

仕事を辞める準備

純管理職の為、仕事を辞めるのは正直ちょっとやそっとじゃ無理な状態になってしまったので 耐えるのではなく今の立場を最大限に利用してやろうと思っています。

幸いにもAWS(アマゾンのインフラ系サービス)を使用しているので会社の経費で自由に学ぶことができる。

さらにIT系の会社じゃないのでシステム管理も全て私がやっているため 業務に支障が出ない範囲でやれば無料でAWSを触りたい放題というわけですね。

腐りながら仕事をするのではなく、利用できるところは利用していきましょう。

もちろん、悟られないように最低限の注意を払いましょう。

ある程度の貯蓄

本業だけじゃ微々たる貯蓄しかできないので、ポートフォリオを蓄えて土日でできる副業をやろうと思います。

私の本業は夏休みと冬休みが繁忙期なため、そこさえ避けてしまえば副業は余裕です。

貯蓄さえあれば仕事を辞めても仕事が見つかるまではある程度は食いつなげるので、 フリーランスになる前にまず最低限の貯蓄をしておくべきです。

結婚してるなら養う人数分の貯蓄が必要です。

需要のあるスキルの向上

IT人材不足(スキルのある人限定)なのである程度のプログラミングができれば、 需要のある言語を身に付けられれば仕事にありつけるということがわかりました。

正直まだ突っ込んだ話は聞けてないので機会があれば現実問題どういう制作があるのかを聞きたいと思います。

とりあえずRuby、Python、Go、PHPは全部使えるようにしておきたいと思います。 (一応全部触って何か作った経歴はあるので後は深堀するだけ)

IT系のスキルを1つも持っていないという人はまずここから習得するべきです。

積極的に交流会に参加する

後でも説明しますが、交流会に参加して交流を深めておいた方がいいということです。

仲のいいフリーランスが居ればそこから仕事が発生することもありますし、 仕事がない時に仲が良ければ紹介してくれる道も開けます。

逆に交流がないとよほどのスキルがない限り仕事にありつくのは難しくなります。

私は意外とそういうのが苦手なので、ここを克服して交流会に参加してみようと思います。

フリーランスは繋がりが最も大事

先程の積極的に交流会に参加するという項目の続きみたいになりますが、 フリーランスは横のつながりが多ければ多いほど仕事にありつける確率が高くなります。

興味のある交流会に参加してみてよさそうであれば継続的に参加してみるのがいいでしょう。

結局は人と人の関係になるので、自分がこの人無理だわーって感じの人がいれば 今後その交流会に行かなければいいだけなので良いところを引くまで繰り返すべきです。

私もポートフォリオをある程度作ったら交流会に赴いてみようと思います。

業界未経験・年齢はそこまで関係ない

フリーランスになったという経緯を聞いていると、エンジニア未経験からのフリーランスになったり 初老未経験からのフリーランスになったという人もいるそうです。

私が実際に見たわけじゃないので真偽は不明ですが、 実際私の職場にそういう人が結構ゴロゴロといるんであながちよくあることなのでしょう。

そういう人たちは既に繋がりがあったからいけたのであって、 完全に孤独状態だったらまず無理でしょう。

なのでやはり繋がりを作っておいた方がいいです。

今の仕事関係で作られるならそれが楽ですが、完全に切り離したい場合 やはり交流会とかに参加して顔を覚えてもらうのが手っ取り早そうですね。

フリーランスを目指すなら色々なことができたほうがいい

需要があふれるほどあればいいのですが、1つのことしかできないとその仕事しかできません。

できる限り色々なことができた方が仕事をもらいやすくなります。

基本的にフリーランスというものは仕事を受けたらそれ以外のことはやらないのが普通ですが、 雇い主と仲良くなると、そこまでクオリティは求めてないけど外注せざるを得ないという案件も ある程度できるのであればまとめて受けることもできるでしょう。

もちろん、その分の給料はちゃんともらいましょう。

もしくはそこまで時間のかかるものでなければサービスでやりますよと 名前を売っておくと言う手もありです。

私は実際にフリーランスになったことがないのでこのやり方が正しいかはわかりませんが、 私が雇い主の立場担った場合で考えたらそうしてくれたほうがこちらとしても助かりますし、 今後困ったら真っ先にその人に頼ると思います。

なので一つのことに特化するよりはいろんなことを平均してできるようになり、 なおかつ自分の得意分野を伸ばしまくるという方向性が最強だと思います。

私は幸い器用貧乏で色々なことができるので、フリーランスになったら何か一つまずは特化させて クライアントが困っていることの中から私ができそうな案件も取っていくと言うやり方をしたいですね。

怪しいセミナーに気を付けるべし

少しセミナーの話から外れてしまったので戻しましょう。

結論を先に言っておくと勧誘してくるセミナーには参加しないことです。

かならず自分の意思で探して自分の決断で参加しましょう。

セミナーに参加したことがない人からすると、 セミナーを主催する人って基本的になんか胡散臭く感じませんか?

それもそのはずで、実際問題ネズミ講に勧誘するために口八丁でセミナーに参加を促してくるDMを送ってきたり セミナーに参加させて受講料とは別にお金を請求してくる人も0とは言い切れません。

実際問題それに引っかかって痛い目をみた人も多いのでは無いでしょうか。

これらは立派な犯罪ですが、多分大体の人は泣き寝入りするんでしょうね...

私は今回セミナー参加というのもあって、 行く前はちょっとでもヤベェと思ったら帰ろうと思ってたぐらいです。

結果論ですが、今回私が参加したセミナー主催者はとても良い方でした。

実際の付き合いはその日しかないので素性がわからない分この人はいい人!って声を大にしては言い切れませんが 変な勧誘も無いし私の欲しい情報をたくさんいただけたのでむしろこの値段でいいのかと思ったぐらいです。

正直なところ文字だけの情報ならいくらでも人は騙せるので、 簡単に信じてホイホイついていくのは辞めたほうがいいです。

ツイッターをみていると文面だけで信じ込む人がめちゃくちゃ多い気がします。

必ず自分で何が正しいを判断して、自分の意思で行動してください。

今回私が参加したセミナーはかなり運がよかったのかもしれません。

セミナーは自分を変えたい・確信を持つために業界の先輩の意見を聞きに行くなど、 何か目的を持っていかなければお金の無駄になるので気をつけましょう。

セミナーはいわば有料noteのオフライン版みたいな感じがしますね。

人と人のきっかけが生まれる分、付加価値で元が取れると言った感じです。

もちろん人同士が会うのでリスクも発生します。

といっても短期間で稼げる!とか楽して何かをしたいようなものは危険度が高いです。

ネット時代なのですから自己セキュリティ意識、ちゃんと持ちましょう。