30代になって何も無い人は1年間何かを継続すべき

フリーランスになって自宅で仕事をするようになってから 物理的にも精神的にも余裕が出来たので色々考えるようになったのですが 何かを継続しておくのってめちゃくちゃ大事なんだなっていうのがヒシヒシと感じるようになりました。

仕事も趣味もいろんなことに挑戦してみたけどすべて中途半端で投げ出して 勉強も運動もできない普通の誰でもできるような仕事は長く続かないと どうしようもない人間でもなんとかこうして生きていけてるのは無意識のうちにやってた継続のおかげなんだなと。

私が若い頃(大体15歳ぐらい)から継続してたことというのは「パソコンを触ること」です。

パソコンを毎日触ってる人なんていくらでもいるだろって思った人は 「当たり前」という洗脳によって大切な物事に気付けない残念な人です。

当たり前というフィルターを外せ

恐らく皆さんが想像している「パソコンを触る」というのは 電源をつけてブラウザを開いてブログやyoutubeを見る・エクセルやワードを操作する。

なんじゃないでしょうか?

私はそれにプラスして

  • 自分でパーツを選んで買って組み立てて1つのパソコンに仕上げる
  • ホームページを作ったりゲームを作ったりする(ビルダーやツクール等)
  • アンダーグラウンドに入ってウィルスにかかりまくる
  • コンピュータウィルスについて調べまくる
  • 知識はないけど絵を書いたり音楽を作ったりしてみる
  • 3Dモデリングをしてみる
  • ネットワークについて学んで見る
  • Windows以外のパソコン(MacやLinux)に触れてみるetc...

と、パソコンがあったらできることでなおかつ興味のあることだけをやってきました。

こんだけ出来たら才能だろ……って斜めに構える人もいるかもしれませんが、 正直どれもググったら誰でも出来ることだらけなんですよね。

絵も音楽も3Dモデリングも褒められた出来ではないですが、 マウスとキーボードがあれば誰でも始めることはできるわけですから。

もちろんすべてがすべて継続しているわけじゃないです。

これらすべて誰にでもわかるように説明すると

「パソコンを触る」

という1つの行為に結びつきます。

Macはパソコンじゃないやい!Linuxはディストリビューションの総称だろ! っていうオタク特有のクソどうでもいい戯言は置いといて、 パーソナルコンピュータに触れ続けるということを継続していたわけです。

私がフリーランスエンジニアとしてやっていけてるのはここまでの 「パソコンを触る」ということを継続してたからなれたわけです。

本格的にフリーランスエンジニアになろう!ってなったのは、 正直な所2019年の夏ぐらいでしょうか。それまでは惰性で生きてました。

フリーランスシステムエンジニアになる最低限の条件は、 パソコンを操作できることなのでこの「パソコンを触る」ということです。

そしてその当たり前の行為を続けていたことに気づけたからこそ、 今こうしてフリーランスとして働けるようになったわけです。

すべてを手に入れることは無理なので取捨選択をしよう

今現在何も持たざる者と自分で思っている方は、 恐らく捨てることが出来ない人なんじゃないかなと思います。

人生においてすべてを手に入れることなんて無理なので 手に入れられないものは諦めるべきです。

あれも続けたいしこれも続けたい……

ってなってる人はどちらかを取ってどちらかを捨ててしまいましょう。

世の中のプロフェッショナルな人たちを見てみると「それしかできない」 という人たちで溢れています。

もちろん、この人達は天才なので同じ位置に立つことは基本無理です。

ですがプロの人達から学べることは沢山あります。

それはもう言わずもがなで「継続」ですよね。

いくら才能があっても継続していなければアマチュアの人にさえ勝てません。

プロが凄いのは「継続」出来ているからです。

実行する前にどうやってもプロには勝てないからやる意味がないという人へ

そもそも素人である自分がプロと張り合おうという考えが間違っているんですよね。

やはり天才には勝てないのか……っていう考えはちゃんと継続をして プロと同じぐらいの努力をして初めて言えるセリフです。

少しでも興味があるなら続けましょう。

何かを1年間続けると世界が変わる話し

私は2021年からイラストの修行とストレッチを再開しました。

イラストはゲームを作るために絵を描きたいから再開したのと、 ストレッチは腰痛改善のために続けています。

まだ3ヶ月ほどの継続を行っているだけでもイラストに関しては、 1月のときに描いた絵と比べるとめちゃくちゃ上手くかけるようになりました。

ストレッチに関しても前屈で足のつま先まで指先ですら届かなかった硬さなのに 今ではつま先に手のひらが付くレベルで柔軟度があがっています。

これを1年続けたらどれだけ成長しているのかめちゃくちゃ楽しみになりました。

1年続けたら発信する知識を得ているので発信しよう

私の場合ですが、単純に続けていると恐らく飽きてやめます。 過去の経験からみると確実に(笑)

なので1年間しっかりと意識して勉強を続けて、 これから始める人にそのコツや考え方などを発信していけば 自分の復習にもなりますし、次に向かうべき先も明確になります。

なにもない状態から1年間積み上げてきた状態ではもう見る世界がかなり変わってますよね。

こんな感じにどんどんとステップアップしていきましょう。

30代こそ何かを始めるべき

今更遅いっていう人は多分どの年代になっても言います。

私から言わせるとむしろ始めるなら30代からなんじゃないかなと思います。

というのも、ある意味人生の折り返し地点である30歳という状況って 追い込まれた状況にあると過程することができます。

40代はまだ未経験なので正直なんとも言えませんが、 少なくとも40代から始めるより30代から始めたほうが上に上がれるのは火を見るより明らかですよね。

私は追い込まれたら力を発揮するタイプのようで、 それに気付くまで約30年かかりました(笑)

その気付けたときが継続を意識して始めるタイミングなんじゃないかなと思ってます。

もし仮に過去の自分(例えば30代の今から20代の自分)に助言出来たとしても、 恐らく20代の自分はアドバイスされても実行しないと思うんですよね。

だってそのときはまだ余裕だろって心の何処かで思っているから実行しないんです。

幼い頃から何かを教えてくれる人がそばに居るような環境であれば もっと若い頃に気付けて30代になるころには何かを成し遂げるような人になっていると思います。

それこそ○○のプロ選手とかですよね。

でも私含む才能のない人っていうのは追い込まれて始めて危機感を覚えるわけです。

だからこそ30代ってめちゃくちゃ大切な時期なんじゃないかなと思ってます。

私ももうすぐ35なのですが、そう考えると5年無駄にしてきたことになります。

この5年何かを必死に積み上げていたら恐らくかなり世界が変わってたんじゃないでしょうか。

30代前半のうちにこういう考えになって日々努力していく意識になれたのは本当に良かったなと思います。