辞める努力について最近会社を辞めた目線から考えてみた

フリーランスの人やベストセラー書籍等がよく言う

「辞める努力」

というのは結局の所、逃げただけでは? とか会社員をやっている人から見ると絶対に思うかと思います。

私も最近までそう思ってました。

2020年の2月末に退職してみて、立つステージが会社員からフリーランスになったことで 見えてくる景色が全然違うので、実際辞めてみないと「辞める努力」ってわからないんですよね(笑)

私の場合は辞める努力っていうよりもまさに「逃げた」と言っても過言ではありません。

お金に余裕があればいつでも「こんなクソみたいな会社やめてやんよ」って すぐやーめた!ができるので羨ましいですよね。

私なんか1年どころか数ヶ月収入無しだとマジで人生詰むレベルの貯金額です。

それでも会社員を辞めてフリーランスという不安定な働き方を選んだのは 輝かしいものでもなんでもなくてただ単に現状が辛かったから逃げてきただけです。

フリーランスを目指すためのブログでもあるのに、なんでそんな夢も希望も無いことを言うのか、 単純明快に実際フリーランスなんてそんなキラキラしたもんでもなんでもないということですね。

なんなら私のライバルになるのでそのまま会社員しててくださいっていうのが本音です(笑)

私はアイコンの通り犬みたいな性格で仲間には優しくて敵には厳しい性格をしており 私みたいに

「精神的に追い詰められたけど貯金が無いから逃げ道が殆どない……」

って人の勇気になればいいなと思っております。

そこで今回は「辞める努力」について焦点を当ててみます。

会社を辞めるということだけではなくて、悪しき習慣を辞める努力についても触れていきます。

昇進できなければ辞めたほうがいい話

結論から先に述べておくと、3年以上同じ会社に務めて平社員のままだったり 年功序列的に勝手に役職を付けられたりしたけど給料ほぼ変わらず仕事だけ増えたり 更にはボーナスを貰える気配がしない場合は、すぐさま転職の準備をするか会社を辞めるために努力をしようということです。

なぜなら、会社のために命をかけるっていう気持ちにでも切り替わらない限り そこで上を目指すことはまず無理だからです。

惰性で上に行ったところで本気で会社のために働こうと思うことはなくなるからですね。

私の場合はまさに「年功序列的に勝手に役職をつけられて仕事だけ増えた」タイプの人間でした。

おそらく抗議すれば条件付きでボーナスを貰えたり給料を上げてくれると思います。

ですが微々たるものでしょうし、苦しみが増えるのが明白だったのでそれすらもしませんでした。

私が会社を辞めると決めた理由

人間関係も得に悪くもなく良好だったのに辞めるに至ったのか。

一応言っておくと給料は高卒で特に資格もなく手取り25前後で ちゃんとした正社員枠というこのご時世結構恵まれてる方だと思います。 (大卒の友達よりもらってる給料高かったのは驚き)

会社を辞めた原因を羅列すると

  • 主任になったのに↑で言った給料から1000円しかあがらなかった
  • 私より活躍してない人がボーナスもらってるのに私は一切ボーナスがなかった
  • 一部の人間のパワハラが酷すぎた&周りも受けていた(これが一番の原因)
  • 関係ない仕事が多すぎて自分の職業がなにかわからなくなってきた
  • 現場作業が多く腰痛持ちには辛かった
  • 頼られ疲れていた
  • タバコ社会が辛かった
  • 社員同士の険悪モードがアホらしかった
  • 出勤してPCで作業して帰るだけがアホらしかった
  • マジメな奴が損する会社だった
  • 仕事の邪魔をする役員が鬱陶しかった
  • メイン業務は結局5年間一人仕事だった

こうして振り返ってみるとだいぶ溜まってたんだなって思いました。

それぞれ内訳を書くと記事が終わらないのでまた雑記カテゴリでお話します(笑)

この中で会社に辞めるトリガーになったのが「一部の人間のパワハラが酷すぎた&周りも受けていた」

次点が「私より活躍してない人がボーナスもらってるのに私は一切ボーナスがなかった」

次にフリーランスを目指した切っ掛けは「メイン業務は結局5年間一人仕事だった」です。

そもそも、私自身が社員として会社を盛り上げていこうという気が殆どなかったこともあります。

ただこの会社で上に上がっても傲慢な役員と部下の板挟みになるのが目に見えてたので 直属の上長と面談した時に半べそかきながら「この会社で上に上がる気は一切ありません」と伝えたくらいです(笑)

この後めちゃくちゃ自分のことについて書きましたが、本題から外れてしまった上に 完全に自分語りになっちゃったので切り取って雑記にまとめます。

【現実的な話】最低3ヶ月生きられる金はほしい

貯金があれば楽しくない仕事なんて辞めていいと思います。

さっさと辞めて楽しいことをしてそれを仕事にしたほうがいい。

というのは誰もが思いつきますよね。

実際、仕事を辞めたいって思う人は貯金がない人に多い気がします。

単純にお金を持ってたら辛いから辞めたいっていう感情すら生まれにくいのでは?(笑)

それでも流石に貯金0円とか数日後に飯が食えなくなるレベルは流石に活動資金をためてから辞める努力をしましょう。

なんなら活動資金を貯めること自体が辞める努力に該当します。

その後続けるか辞めるかは自由です。

辞める努力が会社での待遇が変わる可能性もありますからね。

なのでとりあえず最低3ヶ月無職でもなんとかなる貯金だけはしておきましょう。

国民としてダメですが、家賃と食費と光熱費さえ払っておけば3ヶ月は生きられます。

保険とか最悪滞納しても死に直結しませんし、最悪延滞金が発生するだけです。

その後放置は流石にダメですが(笑)

私もADHDぶり発揮してちょくちょく支払い忘れたりしますが、 延滞金が発生する前に払えば大丈夫でしょう。(引き落としにしとけやって話ですが)

とにかく会社を辞めると決める場合は既に精神が疲弊してつらい状況なので、 辞めた後ぐらいは精神が辛くならないような状況を作り出しましょう。

というのも、無職の間に次に進むための活動をするためです。

最悪な状況のまま辞めてしまっては次に向かう活力もなくそのままずるずる堕落してしまうので 3ヶ月ニートしても大丈夫なぐらいとりあえずお金をためてしまえばいいです。

手取りが少ない人でも自炊や贅沢品を辞めてしまえば3ヶ月生きるための貯金は作れると思います。

私は実家に帰るという概念が無いのですが、実家に帰る場所がある人は 最悪親の金で数ヶ月は生きられるのですぐさま辞めて次のための準備に入ったほうが時間の無駄になりません。

デモデモダッテで会社に残り続けるのが一番人生の無駄になるということだけを頭においててください。

仕事を辞めたら怠惰な自分もセットで辞めよう

仕事を辞めたら次に行くための行動をすぐさまするべきです。

私の場合は辞める数ヶ月前に交流会に出て繋がりを作ったり辞める決意を固めたり 辞める1年前に継続力向上のためにブログ毎日更新をやったりしてました。

ブログ毎日更新に関してはブログで稼げたらいいなぁっていう軽い気持ちから始めて 極度の飽き性なのでそれすらも途中で飽きちゃって毎日更新を挫折しかけました。

その後はお金稼ぎなんかを目標にせず、怠惰な自分を律するために 意地でも365日更新を達成してやるという気持ちに切り替えたのでなんとか達成できました。 (毎日更新達成したブログはココではなくてもう1つの技術系ブログです)

こんな感じで自分を律するための行動を辞める前にしておくことをオススメします。

辞めた後でもそれを続けることができる上に仕事をやめたストレスの開放から 今まで時間がなくて出来てなかったこともできるような気分になります。

逆に怠惰なまま会社を辞めてしまうと精神が回復するまでに時間がかかってしまい その間に辞めてしまったという後悔が芽生えてきて逆に病む場合が多いです。

なので辞めても私にはこれを続けたいというものが1つでもあればかなり精神状態が変わるわけです。

逆に何をすれば良いのかわからないし何も興味ない。

という人は辞めてからだと余計に見つからなくなってしまうので まずは辞める前にやりたいことを見つける努力をしましょう。

嗜好品を辞めるための努力

私はタバコはもちろんしませんし嫌いです。

お酒は好きではありますが、家では基本飲まないし買わないです。

出されたら飲むし居酒屋に行ったら飲みます。

そもそも酒タバコなんて完全に贅沢品ですからね。

余裕がないのであればやるべきではないです。

酒とタバコがないとやってらんねーっていう状態の人は 会社を辞める前にまずその嗜好品を辞めないと、辞めてから酒とタバコに溺れる生活になりやすいです。

正直私はここの努力をしないでもいいタイプですし、 物欲が全然なくて創作が趣味なのでお金がかからないタイプですね。

時々美味しいご飯が食べられたらそれでいいやーって感じです。

なので嗜好品に依存している人はまずそれを辞める努力から始めましょう。

小さなところから辞める努力を始めよう

これまでのまとめになってしまうのですが、「仕事を辞める」っていうのは 人生の中でもかなり大きい部類の「辞める努力」になります。

それに比べたらタバコを辞める・酒をやめる・無駄遣いを辞める。

なんてかなり簡単な部類になります。

酒タバコの依存度なんかに比べたら最悪人生が詰むかもしれないという 「会社員を続ける」こそが最も依存度が高い行為だと言えますね。

私はタバコを吸わないので禁煙の苦しみはわからないしわかるつもりもないのですが 禁煙する人は一気に辞める人もいれば少しずつ本数を減らしていく人もいます。

タバコに関しては一気に止める人はすぐ挫折して吸い始めてる印象で、 少しずつ辞める人はきっちり辞められる人が多く感じますね。

なので仕事も少しずつ辞める方向にもっていこうという感じです。

仕事を辞める前になにか新しいことを始めるのも辞める努力の一つです。

仕事がやめられない人って私にはこれしかないっていう人が多くみられます。

じゃあ選択肢を増やすために新たな道を開拓してしまえばいいんですよ。

年齢的に遅いことなんてありません。

80歳のおばあちゃんがプログラミングを始めて稼いでる時代です。

最近私がメンタリングした人で50代でプログラミングをやり始めた人もいます。

そう考えると20代なんかは無限の可能性がありますいし、 私含む30代や40代なんかは50代以上の人に比べるとまだまだ現役で仕事できる年代の人達ですよね。

だから今から始めるなんて……なんかやらないための言い訳でしかないわけです。

一気にやる必要はなくて、少しずつ何かを達成して自分に自信をつけるところから始めましょう。

最近そういう人が増えたせいもあるのか、自己啓発的なオンラインサロンも増えてますよね。

自堕落よりはいいことではあるんですが、それにつけ込んで稼ごうとする 情弱を騙す悪徳サロンオーナーが多いのでそこは気をつけてください。