私が会社員という働き方を辞めた理由

今回は完全に私の話しなのであまり身にならない記事です。

今会社員として働いてて精神的に辛くて辞めたいけど勇気がでない。

そういう人に少しでも辞める勇気を持ってもらえたら嬉しいです。

「辞める努力について最近会社を辞めた目線から考えてみた」

でも書いたのですが、私が辞めた理由って単純明快に言えば「辛い現実から逃げた」ということです。

昔から辛いことが多すぎて嫌なことから逃げてきて後悔しまくった人生ですが、 会社員という働きから逃げたことに関しては全く後悔はしていません。

むしろ壊れてしまう前に逃げ出せてよかったと思ってます。

そして一回り年下の子から限界が近づいていると相談を受けています。

そんな事もあって金に切羽詰まってるならもうちょっとだけ我慢してから辞めるべき、 辞めて3ヶ月ぐらいニートできるならすぐ辞めるべきとアドバイスしてあげると 虚勢だとは思いますが、少しは元気が出てくれたようでコチラとしても安心しました。

「逃げるは恥だが役に立つ」

実はドラマも原作もみたことないんですが、普段テレビを見ない私でも知ってるこのワード。

私の中で「類は友を呼ぶ」並に信じられるワードの1つに昇格しました(笑)

今回は完全に私の愚痴も含んだ会社を辞めた理由をつらつらと書いていきます。

予防線として言っておくと、会社を辞める気がない・所詮逃げだろ?ダッセぇと思う人には 完全に時間の無駄になる記事になっております。

それでは会社を辞めた理由の目次になります。

主任になったのに基本給から1000円しかあがらなかった

主任になったのは私の実力ではなくて単純に5年も正社員してるし、 時期的に部下も入ってきてるし年下の上司もできたことから 会社の格好として利用されただけですね。

いわゆる名ばかりの役職ってやつです。

主任になったところで私の業務は無駄に増えただけです。

それどころか元々タダでさえ別の業務に時間を奪われて自分のメイン業務をできなかったのに 更に時間を奪われるので、メイン業務で私を昇進させる気がないんだなと感じました。

ご存知可と思いますが、一応言っておくと私のメイン業務とはシステムエンジニアでした。

社内システムを作ったり会社のネットワーク環境を整えたりサーバーを管理したり色々ですね。

会社に貢献する方法としては業務の改善をしたり効率化するところだと思うのですが、 効率化をするために新しいシステムを導入するのでそれを毛嫌いする人が多いので 私は他の社員から見ると全てにおいて面倒くさいことをやってくれる便利屋的な社員になってました。

ここで2万以上給料があがってたらまた考えは変わってたかもしれませんね。

バイトじゃないんだから流石に月給1000円ぽっちのアップじゃ人は動きませんよってことです。

そして事業者の立場になって理解したのは1000円をあげるだけでも会社にとってはでかい出費だということです。

無能な私には1000円ですらもったないかったでしょう。

私より活躍してない人がボーナスもらってるのに私は一切ボーナスがなかった

ポケモンのどくどく並に継続辞めたいゲージが溜まっていく原因がこれです(笑)

先程の給料の件にもつながるのですが、私正社員にもかかわらずボーナスもらってなかったんですよ。

ボーナスが出ない会社はそんな珍しくはないんですが、貰ってないのが私だけというのが問題です。

後輩が新卒で入ってきて二人で話してる時にボーナスを貰ってるか聞いたら貰ってると言ってて 他にも新卒で事務員として入ってきた後輩たちに聞いたら1年目でも貰ってると聞いたので 新卒じゃないと貰えないんだろうなって自分に言い聞かせてました。

そして会社に不満を持ち出している中途で入った人生の先輩達(年齢的に役職を与えられ得る)にもこっそり聞いてみると ボーナスは貰ってると言ってました。

ここではまだ私が「中途社員で役職もない平社員だから貰えない」と思ってたんですよね。

主任になってもボーナスが一切無いので、次に入ってきた中途の年下の子に聞いてみたら貰ってると聞いて、 更に私以上に利益を出してない人もボーナスを貰ってると言ってたのでここで確信しました。

おそらく上の人達からみると私のしてる仕事は至極簡単なことで 会社への利益という実数値がないのでコイツは利益を出していないと判定されていたのでしょう。

IT関連を全て管理していた立場なので、本来平社員や別事業が見られない書類を見れてしまうので その立場を生かして色々調べてみた結果5年務めててボーナス貰ってないのは、私と工場現場の役職がない人たちぐらいでした。

主任になっても1000円しか上がらない上にボーナスも出ないってことは 裏返せば「早く会社から出ていけこの給料泥棒」と捉えても何ら不思議はないんですよね。

おそらく当時の上司レベルのように営業も自らやっていればボーナスはもらえてたと思います。

中途採用なので仕方ないかなーって思ってたんですが、

実は後にも話しますが辞めた原因となった役員兼営業部長の人が

「お前も頑張ってるからボーナス上げたいけど許可が降りないから、一旦はギフト券数万円分で我慢してくれ。お前だけやから誰にも言うなよ」

っておそらく役員のポケットマネー的なところから貰ったことがあるんですよ。

邪推すると私に対してボーナスを出さない疑いをもたさない対策だったのかもしれません。

良い方にみれば頑張って出してくれたって考えられもしますが、今となってはどっちでもいいことですね(笑)

退職届を出したときも「やっと来たか……」的な空気も一部から感じられたので 多分人間的にはフレンドリータイプだから問題ないけど利益的に辞めてほしかったんでしょうね。

会社からすると自主退職してもらったほうが好都合でしょうし。

事務的に見れば利益出してない社員なんて金食い虫でしかないですから仕方ありません。

辞めてみてボーナスが貰えなかった理由は「私が会社のために数字という利益を挙げなかったから」って認識できています。

頑張ろうとしないというのが見抜かれていた(自分でも上に上がるつもりはないと公言した)のでそんなやつにボーナスなんてあげたくないですよね。

私が経営者でもそう思います(笑)

こうやって雇われて惰性で働いてて時間を売ってるなからお金をもらって当然って バイトみたいな考え方で働いてるときと、数字を見て事業をする立場になってみて始めて見えてくるところもありますね。

それも含めて雇われ会社員を辞めてしまってよかったと思えます。

180度働くという意識が変わりましたから。

一部の人間のパワハラが酷すぎた&周りも受けていた(これが一番の原因)

精神的に辛くなって当時34歳のおっさんが業務中に泣いてしまう事案がありました。

わんわん泣いたわけじゃなく必死に堪えて体調悪いふりして涙を隠してました。

一度過去に本気で泣いた時に過呼吸になったことがあって自然と警戒してたのと 周りに迷惑をかけたくないという無意識が強すぎるためですね。

その原因は過度な上司兼役員の人からのパワハラにありました。

おそらく本人は全くそのつもりはなくて、純粋に部下を叱ってると思い込んでるんでしょう。

確かに普段は特に気さくな人で、私自身がADHD振りを発揮してしょうもないミスをして怒らせたのが原因だったりもするのですが 明らかに私のせいじゃなく、その人が伝え忘れてたり間違った情報を流してきて 自分が悪いのにも関わらず謝りもしないで不機嫌になるところが大嫌いでしたね。

私は確かに詰めが甘くてその人に対してミスを多発したりしてたので、 怒られて当然かーとは思ってたのですが、明らかにその人が課してきた仕事に限って ミスることがおおくて申し訳無さで凹んでしまってる上から叱られるのではなく罵声を浴びせられたのが4年間ぐらい続きました。

私だけかなと思ってたのですが、実はそうではなくて大体の人がその人に理不尽な怒られ方をされてたりしていました。

別の役員からも「アイツは頭がおかしい」とまで言われるレベルでした。

社長もその人は営業としては稼いでるから強く言えないみたいで 多分あの会社で誰もあの人に強く言える人がいないんですよね。

本部長+役員という最強ポジションを持ってるので、この職場にいて役職を持ったところで 常にこの人の下にいなきゃいけないというのが確定しているわけですね。

確かに営業スキルに関しては尊敬できる人ではありました。

ただ、それだけです。

ビジネスフォンや携帯電話にその人の名前が出てる電話音を聞くだけで 焦燥感が出てきてストレスがぐんぐんたまるのが脳ではっきりと理解できるレベルにまで達したので 「この場所から逃げる」というトリガーを引く決意ができました。

辞めてみると、これらのことはマジでどうでもよくなってきてて 一周回ってこの会社を辞めるトリガーを引かせてくれて感謝してるぐらいです。

辞めるに至った原因は、その人ばかりじゃないですからね。

関係ない仕事が多すぎて自分の職業がなにかわからなくなってきた

書いてて色々思い出してきてしんどくなってきました(笑)

私はシステムエンジニアの枠(希望したのはWeb製作者)で社内のITシステムの構築、 ネットワーク設備の設定・会社の収入源となっていた業務製品に使えるシステムの開発。 そしてITリテラシーのない人たちへのPCお困りごと解決サポートセンター。 必要であれば現地に出張して機器のメンテをしたり。

よくある形の社内システムエンジニアですね。

4年目ぐらいまでは私しかPCを触る仕事ができる人が居なかったのもあり 名刺作成やカタログ作成などのDTPデザイン業務も自然と発生してきました。

趣味である程度Adobe製品を使えてたので難なく調べながらこなしていました。

ここまでは楽しかったのでたとえすべて一人でやらなきゃいけないとしても充実感はありましたし 勉強にもなって個人的なデザインスキルも身についたので問題ありませんでした。

問題はSEとは関係のない業務がだんだんと増えてきました。

現場に向かって土木工事・海外や国内の辺境へ行ってイベントの設営。

正直関係ない同じ子会社の棚卸業務等などなど。

完全に便利屋正社員としてなにしてるかわからなくなってました。

業績が悪くなるとどうしても現場作業が中心になってしまって 本来の業務が疎かになってしまう状態が続きました。

私しか出来ないので後継も居ない上に、現場への出張は基本社長命令だったので 自分業務があるのでと断ろうとすると他のやつも業務止めて手伝ってんだからお前もこいと同調圧力。

それはあんたらが他に仕事任せられる人がいるからでしょうと反論はしたかったのですが、 喧嘩になるのが目に見えてたので従うがままでした。

その不満が積もりに積もって辞める切っ掛けの1つになったわけです。

現場作業が多く腰痛持ちには辛かった

先程も言ったように現場出張が増えて、正社員になる前にバイト中にぎっくり腰を発症したことがあって それ以来腰痛持ちで現場に行くたびにつらい状況が続きました。

説明しても若いから大丈夫やろっていう理由で強制連行でした。

私は鼻炎気味なのになぜか嗅覚はめちゃくちゃ良くてその上車のニオイが苦手ですし、 移動がほぼ車でしかもタバコくさくて、基本呼吸困難な状態が続くので現場につくともう体力消耗状態からの体力仕事です。

そして自分の本来の仕事が出来ないのもあってその申し訳無さと鬱憤が溜まったのも辞める切っ掛けの一つでした。

頼られすぎて疲れていた

PC関連でなんか困ったら私に言えばいいだろうと 手持ちのスマホでググったらいいもののそれすらもしないで休憩中も関係なく聞いてくるのに嫌気が差してました。

挙句の果てに説明したらしたで面倒臭がるし、完全にサポートセンターと勘違いしてたと思うんですよね。

感謝されるのは気持ちいいものですが、しょうもないことでそのたびに業務を中断さえられるとストレスは溜まっていきます。

それぐらい自分でやれと言える立場でもないですし、言ったところで私しか頼れるのが居ないって言うので そのために会社としての業務が中断してしまえばそれこそ私の職務怠慢になるわけですからやらざるを得ないんですよね。

そして言ってくるのは大抵役員とか立場上断れない人からの依頼です。

ググレカスと言えたらどんだけ楽だったことか。

タバコ社会が辛かった

最近は禁煙の会社も増えてますが、元々土臭い事業から立ち上げた会社なので タバコが好きな人たちが優勢的な会社だったんです。

嫌煙家である私は立場が弱かったんですよね。

タバコ吸わない後輩は気にならないって言うし、味方は0でした。

社員同士の険悪モードがアホらしかった

これは運命なのか、役員・役職持ち同士が地味に仲悪かったりして 何故か私を通して話を進めたりしてするんですよね。

お互いバツが悪いのはわかるんですが、重役が平社員に迷惑かけてんじゃねぇよと。

実はこれ、私の兄と姉の間でもあってその会話の間にいつも私が居たんですよね。

おそらく私があまり反発とかしないタイプだから都合のいいように使われてるだけですね。

あほくさ。

出勤してPCで作業して帰るだけがアホらしかった

コロナによって更にこのアホらしさが加速してますよね。

社員の9割が昭和脳の人たちで出勤することが美学だと思ってる人たちばかりで 確かに社員同士でやり取りが必要なときは直接話したほうがよかったりもしますが、 このコロナ禍でそれすらも無用だとはっきり浮き彫りになりましたね。

単に古い人がネットについていけなくてめんどいっていう感情が強くて 更にそれが多数決だと優位になってしまうからテレワークは普及しませんね。

私の場合出勤すると自分以外の仕事が増えまくるので本当に出勤する意味はなかったです。

マジメな奴が損する会社だった

ココまで見てくれた人はわかると思いますが、マジメであればあるほど損をする会社でした。

一番は面倒なことを押し付けられることですね。

これに関してはどの会社も同じような感じはしますが(笑)

マジメだからって給料はかわらないですからね。

押し付けたもんガチですよ。

これも本当にアホくさい

そんなやり取りする暇あったら仕事しろと。

仕事の邪魔をする役員が鬱陶しかった

これは家族経営的な会社だとよくありそうですが、 言わば会長的な立ち位置の人がお話大好きで新入社員とかの仕事中に話しかけて作業を中断させるんですよね。

普通の感性であれば超重役の人だから適当にあしらうのも失礼だってなってしまいそうですし。

ただ、私のところはもうみんな適当にあしらってればいいっていう認識がすでに蔓延してました(笑)

私含むマジメなタイプの人はそれでもないがしろにできないんですよね。

本当にマジメは損します。

メイン業務は結局5年間一人仕事だった

辞めるだけだとおそらく次の職場に転職活動をしていたと思うのですが、 フリーランスになった切っ掛けの一つでもある「メイン業務は結局5年間一人仕事だった」ところを簡単にお話します。

メイン業務だけで絞ると4年間ずっと一人部署みたいな感じでIT業務をやってきたのですが、 4年目あたりにその直属の上司が出来て、5年目に直属の部下ができました。

上司に至っては海外飛び回ったりで言わば営業マンみたいな仕事がメインになってしまってたので 結局事務所で一人で作業してたわけです。

部下に至っては職種がデザイナーで、人がいなくて仕方無しに私がやってたデザイン業務を渡したので 基本的に私の業務は私だけの業務でなんにも状況が変わらなかったんですよね。

一人しかいないのに人員不足だからって関係ない業務に引っ張り出されて 自分の仕事が進まないことが多くなってきました。

そして辞める原因になった人が、私に投げてきた仕事はまだできてないのかと言って理不尽に怒られてたわけです。

確かに自分の仕事ができてないのに他の人を手伝うのは社会人としてダメなのですが そもそもその命令が社長命令だったり直属の上長からの命令だったり断れない状況ばっかりだったんですよね。 (パワハラ上司は直属ではない)

パワハラ上司も私が動けない原因が社長命令というのは理解してたので いくら稼いでいる立場の強い人間とは言え、社長には強く言えないわけですよ。

そのパワハラ上司の溜まった鬱憤晴らしとして矛先を抵抗できない人間(平社員)に向けてくるから、 どんどん私の辞めてやるゲージが溜まってたわけです。

そしてこれも今思うと辞めるきっかけになってくれてありがとう!って感じですね(笑)

どうも自分の体験談を話すのが好きなようですね私は……

情報発信ブログとしてはあまり良くない書き方なので

まぁ、私のブログなんで何書くかは自由ですが。

業務について相談する人が居なかった

IT人材が4年間私一人だったのもあって、上長に仕事の相談をしようものなら

「お前の仕事は俺にはわからんからどうしようもない」

と頭ごなしにさじを投げられました。

私も仕事の内容に関しては役に立つとは最初から思ってないのでそれはいいのですが、 それ以外のことに対してもテキトーすぎる上長だったので希望は持てませんでしたね。

自分デトックスは必要

以上、私が辞めた理由の6割ぐらいの内容でした。

2021年いちばん長い記事では(笑)

こうしてみると人間の愚痴とか恨みって凄まじいパワーを秘めてるんだなって思います。

正直ブログに愚痴的なことを書くのは好きではないですし、 あまりやりたくなかったんですがたまにはこういう記事を書いてみるのも 自分の中に溜め込んだ膿を出すデトックスは必要だと思ってる派です。

最近は他人のためのブログっていうことが目立ってますが、 本来ブログって自分自身の日記ですからね。

愚痴を書き連ねるのは何も悪いことじゃないです。

むしろ吐き出すことによってストレスが発散されますし、 当時の私って愚かだったなっていう成長にもつながったりします。

特に私みたいに普段溜め込みやすいタイプはこうやっていい感じに息抜きをしておけば 爆発を未然に防ぐことができるかもしれません。

私は過去に溜め込みすぎて爆発して過呼吸になって以来、溜め込むことすら恐怖を覚えてます(笑)

皆様も壊れる前に吐き出したり辛いことから逃げ出してみてはどうでしょうか。