対立煽りはいつの時代も盛り上がる

何かに支持者がいるとそれに反発する人もいます。

どちらも良いという人もいますし、片方だけしか断固認めないという人もいます。

人間は昔から対戦という行為が大好きで何かにつけて対決させたがります。

そしてブログに関しても閲覧するのは人なので、対立煽りという記事は凄く友好的です。

もちろん反対してる人には支持されませんが、逆に同じ意見の人にはすごく注目されます。

というのも自分の支持しているのと同じ気持ちの人がいるんだという安心感と心強さも相まっているんだと思います。

ゲームでも同じです。

例えばポケットモンスターは初代から「赤と緑」という2つのバージョンが発売されて それ以降も2バージョンで販売していることはおそらく世界的にも有名だと思います。

これも立派な対立の図式が完成していますね。

俺は赤だ!私は緑!なんて後継は容易に想像できます。

ポケットモンスターの成功はそれ以外にもたくさんありますが、対立だけじゃなくて お互いの持っているものでしか手に入らないものと手に入らないもので交換するという 仲の悪い対立という形だけではなく交換という仲の良い形も併せ持っているため 対戦が苦手という層も取り込んでいるわけですね。

他にもたくさん対立で盛り上がる例はありますが、本題から反れそうなのでまた別の機会に(笑)

以上のことから「対立」というものはいつの時代でも発生します。

それに対して盛り上げるために煽るのがいわゆる「対立煽り」ですね。

今回はその対立煽りがブログ記事においていかに有効かを話していきます。

影響力のある人間ほど対立煽りは強い

インフルエンサーはいわゆる教壇の上に立った人です。

その人に注目している人たちはたくさんいるため、対立煽りをすると 盲目的な信者や同じ気持ちの人が騒ぎ出します。

そしてそれに反発する側も負けじと盛り上がるため対立煽りの図式が簡単に完成します。

人は盛り上がっているところに集まる習性があります。

そのため雪だるま式に人が集まってくるというわけですね。

人が集まるところに金も集まるわけですから、そこに対立煽りを仕掛けたインフルエンサーが 1つ武器になりそうな物を販売すると相手を倒すためにこぞって支持者が買います。

おそらく大体のインフルエンサーはこの手法を活用して広告収入を得ています。

時にはその影響力を企業が利用していることも少なくはありません。

なのでブログやYoutubeで稼ぎたいのであればインフルエンサーになって 普段は支持者を獲得するために良いことを発信しつつ、 時々対立煽りを仕込んでお金につなげるのが手っ取り早いでしょう。

ただインフルエンサーになるためにはそれ相応の努力が必要です。

時には汚い手を使って目立たなければいけません。

アナタの知っている現状目立っているインフルエンサーって完全に聖人のような人でしょうか?

やたらと目立っている人は詐欺まがいの商売をしてたりもします。

プペルで有名なあの元芸人の片割れも盲目な信者を利用してお金を稼いでいます。

それでも支持され続けているのはそれなりの努力もちゃんとしてますし、 足元をすくわれないような対策もしているからなんですね。

汚い手を使っても良心が痛まない人はインフルエンサーに向いていると思われます。

これ以上言うと対立煽りの内容から外れてしまうのでここまでです(笑)

影響力のない人間にはあまり効果はない?

それじゃあインフルエンサー以外は対立煽りをしても人がいないんじゃ対立の図式が完成しないのでは?

と思われますが、確かに対立煽りを発生させることは影響力のない人間がやってもあまり効果はありません。

じゃあどうすればいいのかというと

「影響力のある人の煽りに乗っかる」

これに尽きます。なぜか説明すると

インフルエンサーがAという有名な商品に対して新しく登場した商品Bのほうが優れている。

という対立煽りを発生させたとします。

ここでの対立煽りは商品Aのデメリットを誇張したり大げさに言ってから 商品Bの魅力を大々的にアピールします。

当然Aを利用している人はそれに対して反発するので対立煽りの図式が完成しますね。

ここで問題です。

貴方は影響力のない人という立場の場合、どちらを支持しますか?

正解は……どちらでも正解です!

というのもどちらの商品もすでに目立ってきているわけです。

その中で貴方はAの商品のすばらしさを実体験付きでアピールして商品Aを売ってもいいですし インフルエンサーに便乗して商品Bをの魅力をこれも実体験付きでアピールして売る。

どちらに行ってもいいわけですね。

いわゆる虎の威を借る狐戦法です。

人のふんどしをつけて勝負する情けない戦法かと思いますが、 商売とはそういうものです。

0から1に上げられる人ってそうそう多くないですし才能も必要です。

これは有名企業でもやっている戦法なんです。

冒頭でポケットモンスターの話題を出しました。

赤と緑という2つのバージョンを出して、それを真似て様々なゲームメーカーが 1つの製品をもとに2つのバージョン同時に出すという手法を真似てゲームを販売していました。

ドラクエモンスターズ2・メダロット・たまごっち等々

面白いかどうかは別(実際面白いので売れたのですが)として、それがまた売れるんですね。

これらは通称ポケモン商法・バージョン商法といわれています。

最終的にどれもポケモンに勝てないということになってしまいそれ以降 ユーザー側も賢くなったのかポケモン以外はあまり売れ行きは良くならず 最近ではポケモン一人勝ちの状態になっています。

このことから誰かが編み出した戦法を真似て勝負するというのは恥ずべきことではないということです。

運が良ければインフルエンサーの影響力を利用して自分もある程度影響力のある人間に慣れる可能性も秘めています。

これは私の予想ですが、Twitter運用法など情報商材にこうかかれていませんでしたか?

「著名人やインフルエンサーの発言にリプライしろ」的なことを。

これのからくりを少し説明すると影響力のある人のリプライはたくさんの人の目に留まります。

その中で効果的なリプライをしている人がいたら「いいね」が押されるわけですが、 一般的な人にリプライをするよりも著名人にリプライするほうがいいねされる確率がぐんと上がります。

いいねがたくさんあるとたとえ面白くない発言でもなぜか伸びちゃうのが人間心理です。

他にもおいしいものがあるけど、ハンバーガーとコーラが世界で一番売れてるから この2つが世界で一番美味いんだ。知らんけど。的な感じです。

そして多分ほとんど来ないけど本人からリプライが来る可能性も0ではありません。

おそらくこの手法はTwitter戦略なる情報商材には必ず書かれているはずです。

このことからも影響力のない人間は影響力のある人間に乗っかってなにかをするのがいいということですね。

商品紹介に対立煽りはかなり有効

対立煽りは人が集まっています。

ゆえに便乗してそれを盛り上げるものだったり、対立煽りとなっているモノそのものだったりの レビュー等を置いて目立つようにしておけば売れるといった流れになります。

実際には利用したことないけど噂や知人の話で知っている。

という人はめちゃくちゃ多いわけです。

安価な商品だった場合、自分も試してみたいという人も必ず出てきます。

そこで広告があればそこから商品を購入されて広告を張った人が儲かるというわけですね。

基本対立煽りは1:1の関係になっていますが、そこに第三勢力として 似たような商品を紹介すると結構売れたりします。

なぜなら、どっちも好きだけどなんか違うんだよなぁって層は どのコンテンツにも必ず存在します。

またゲームの話が例になってしまうのですが、 ポケットモンスターはモンスターを育成できて面白いんだけどなんか違うなぁって人がいたとします。

その人はドラクエやFF等のRPGが凄く好きで特にドラクエファンだったとします。

そこでドラクエのスピンオフでもあるドラクエモンスターズが発売されたら ポケモンそっちのけでドラクエモンスターズに手を出すという感じですね。

対立煽りを利用した別の切り口で商売するというやり方もまた1つの手です。

煽りすぎには注意しよう

インフルエンサーや著名人が炎上しているのってしょっちゅう見かけるかと思います。

大体が1つのモノの見方をしている発言をして、 それに対立している人が総攻撃をしかけてきます。

別に煽ってるつもりがなくてもその発言に反する人は必ず攻撃を仕掛けてきます。

煽るということは別の見方をすれば反発している人に挑発していることと同義ともとれるわけですね。

盛り上がる半面、攻撃される可能性も高まるというわけです。

インターネットでのユーザ=現実の人間という紐づけが 日本ではされておらず匿名で攻撃できるため(厳密には匿名ではないですが)攻撃者の立場がめちゃくちゃ強くなります。

何かあれば雲隠れすればいいだけですからね。

逆に攻撃された人はその立場から引きずり降ろされたり 現実の精神もやられたりします。

以上のことから煽るのであればそれなりの覚悟をもってくださいということです。

炎上しても特にダメージのないインフルエンサーとか結構いると思いますが、 そういった人は仲間にネットに関して強い人物がいたり、 お金をふんだんに使って火消し部隊を作ったりとかができるからです。

わざと炎上させている炎上商法をしている人もいます。

もちろん炎上しているわけですから常に攻撃され続けるリスクもはらんでいます。

対立煽りもほどほどにしましょう。