人に教える暇があったら自分自身に教えよう
ある程度知識がついてくると、人に教えることがでてきます。
人に教えるにはその3倍の知識が必要という言葉があるように 駆け出しから卒業したあたりは駆け出しに教えることができるようになります。
私もまだまだの身ですが、中学生からPCを触り続けているので エンジニア業以外でも色んな面でPCを扱うことに対して教える側になることが多くなりました。
そして歳を食ってくると自分の知識を誰かに教えたくなるもので、 聞かれても居ないのに興味がありそうな人に教えようとしてしまう人も多いのではないでしょうか。
聞く側は、「いや、別にアドバイス求めてないから……」って思っていることも多いです。
最近「STOP!教え魔」というボーリング場でコーチングおじさんが多発していて 初心者に教えようとするけど余計なお世話だという問題が発生して話題になってますね。
これ、何もボーリングだけじゃないんですよね……
コーチングおじさん問題は恐らく問題になってるのは客Aが全然知らない客Bのフォームをみて 頼んでもないのにアドバイスしてきたりする厄介な人なんでしょう。
会社の付き合いで一緒に来てた人かもしれませんが、大抵こういう問題が起こるのは 両者の関係がそんなに深くないところから来るかと思います。
こうやっていろんな場面を想像できるのですが、私も教える側になっていることが多い中 聞かれてもないのに教えようとしてることをやってるなぁと思い恥ずかしくなりました。
なので今後はもう聞かれるまでは基本教えないように徹底いたします。
自分から教えることは時間の無駄なのでやめよう
学んだ知識を他人に教えることは後継を育てるのでとても大事なことなのですが、 覚える気のない人に教えても無駄になるだけなんですよね。
そんな状態でも数年後に教えられた側の記憶に残っていて その道に進んでくれたら嬉しいですが、そういう状況になるのは宝くじ1万円当選ぐらいの確率でしょう。
その教える時間を無駄にするくらいなら、自分自身に新しいことを教えてやりましょう。
聞かれたらなるべく答えてあげるようにしている
私はなるべく聞かれたら答えてあげるようにしているのですが、 その相手がちゃんと覚える気があって今後伸びる可能性が見えている場合のみにしました。
というのも、私の性格としてやったことにリターンが一切ないことはしたくないんですよね。
教えることのリターンとしてはお金もそうですが、一番はその人が成長してくれて 自分の教えたことが誰かの人生の一部になって喜んでくれたところでしょうか。
なので聞いてくるということは、その物事を学ぼうとしている人なので できる限り無償で教えているのですが中には調べもしないでいきなり聞く人もいます。
そういう人はさすがにググらせます。
私が気に入ったり、面識のある人なら別ですが(笑)
ネガティブオーラが強い人には教えないほうがいい
私の周りは結構ネガティブな人が多く常に悩んでたりするのですが、 そういう人って大抵は話を聞いてほしいだけで別に解決したいと思ってないんですよね。
私も最近まではそういう人たちにアドバイスしてたりしてたのですが、 「別にアドバイスなんて求めてないし……」って思われてたらちょっと辛くなりますね。
よくある話を聞いてほしいだけの女性の気持ちがわからない 論理的に解決法を言ってあげる勘違いロジハラ男性状態ですね。
男同士ならアドバイスしても大丈夫だろうって思ってた私が間違いでした。
女性が~なんて関係有りません。
話を聞いてほしいだけで解決する気は殆どないって人は ネガティブな人にありがちです。
なので私はネガティブな人にはもう金輪際何かを教えることを辞めました。
全く解決しようとしない人と一緒に居ても自分までネガティブになってしまうので ネガティブな人を見かけたら基本的にアドバイスするのをやめるどころか、 コイツずっとネガティブだなって感じたらその人から離れたほうがいいです。
教えたくなるのは成長期の証拠
よくマンガやゲームなんかで得意げに知識や力をペラペラ喋るやつは大抵ザコキャラだったりしますよね。
これは現実世界も同じで、デキる人は無言でモクモクとやって知識をひけらかさないです。
人間は赤ちゃん・子供・子供と大人の間・大人と成長していきます。
スキルの習熟度というのはまさにこの人生の成長と同じ感じで進んでいきます。
大人でも新しい技術を身に着けようとすると始めは赤ちゃんレベル、 そして子供レベルとどんどんやればやるほど成長していきます。
違う所は年齢と違って自動的に積み上がらないところでしょうか。
話を戻しますと知識やスキルが身についてひけらかしたくなる状態は、 いわば現実世界での中二病みたいなものです。
人間誰しも承認欲求や自己顕示欲をもっているので、 成長期というのはそこの感情も相まって「私スゴイよ!見て欲しい!」ってなるわけですね。
冷静になって考えてみると、成長期こそが一番成長できるタイミングなので いかに冷静になって積み上げられるかです。
それでも人間の欲求というのは抑えられないときもあるので、 そういうときは人に教えるのではなくて、自分自身用に向けてブログ等にアウトプットしてみるのがいいです。
文字に書き出すことで冷静になれることもあり、 あ、私まだまだ未熟だなって感じることもあります。
なので人に教えたくなったらまず自分自身に教えてみるといいかもしれませんね。