ゲーム制作を完遂させるために必要な妥協力を高める方法

独学法

妥協 完成

こんにちは。継続の錬金術士なおキーヌです。

ブログ毎日更新は109日目になります。

クリエイターの経験値アップは作品を1つのモノに完成させたときです。

レベルが低いクリエイター程、クオリティの高いものを生み出そうとして
自分のレベルの低さに絶望して作品を完成させず新しい作品作りに取り掛かります。

この繰り返しで1つも作品が出来ないまま、時間だけが過ぎていきます。

はい、過去の私です(笑)

作品を作り上げる人と、途中で投げ出してしまう人は何が違うのか。

集中力やモチベーションの維持ももちろん大切ですがそれよりも大切なものがあります。

それはタイトルにも書きましたが妥協力です。

この妥協力こそが作品を完成させるための1番の決め手です。

では妥協力はどうやって培えるのかをみてみましょう。

  1. プライドを全力で窓から投げ捨てろ
  2. 目指す完成度は7割~8割にする
  3. どうしてもできないところは金の力でチートする
  4. 余談:同人ゲーム制作は基本的に一人で全部やろう

プライドを全力で窓から投げ捨てろ

プライドを捨てる

結論から言うとゲーム作り初心者にプライドは一切必要ありません。

プライドが高い人ほど他人の作品を真似たりリスペクトをしないと思いますが
逆にそれが仇となってつまらない作品になってしまう原因です。

プライドとは誇り・自尊心の意味で時には持ち続けないといけない場面もありますが
大抵の物事においては邪魔にしかなりません。

七つの大罪の1つとしてもプライドは1つになっていて「うぬぼれ」「傲慢」「虚栄心」とマイナスの方面にしか作用しないのです。

慢心せずして何が王か!と一部の人は返してきますが、貴方は王ではなくただの雑種なのでプライドは捨て去りましょう。

特にクリエイティブなことにおいてのプライドは本当に無駄なものだと、
最近になって痛いほど身に沁みています。

中途半端なプライドを持っていて作品を完成させられないのであれば
そんなプライドは窓からポイしてしまいましょう。

目指す完成度は7割~8割にする

目指す完成度は7割~8割にする

仕事でもそうなのですが、プライドの高いクリエイターほど10割を目指そうとします。

しかしクライアントがいる場合はいきなり10の作品をだそうものなら
気分次第でひっくり返される可能性が大いにあります。

クリエイター業をやっている人は経験が多いのではないでしょうか。

しかしクライアントとはそういうものなので、そこを以下に対応できるかがプロの腕になりますね。

個人的な開発においても、10割を目標にすると本当に何も完成せずモチベーションが全て吹っ飛んで投げ出してしまう可能性が高いです。

特にスキルの低い人ほど10割を目指そうとする傾向にあります。

そう、過去の私ですね。

スキルの低いうちは多くても7割を目指すと完成に近づけます。

クオリティを上げるのは完成してからでも遅くはありません。

どうしてもできないところは金の力でチートする

金で時間を買う

私は色々な分野の制作をしてきましたが、音楽だけはどうしても作る技術が追いつきません。

ちょっと言い方は悪いですが、絵に関してはド下手でも動けば笑えたりするのですが、
音楽に関しては下手だとただただ不快なだけなんですよね。

そこはいっそのこと完全に妥協してみましょう。

絵や音楽は外注もあり

なので絵が苦手だったり音楽が苦手だった場合は外注してしまうのもありですね。

人間の五感を刺激するタイプの制作はそれだけでお金になりますので
一人で全部やろうとするのはかなりの時間と労力が必要になります。

特に音楽に関しては専門知識も多いですし、作り上げるときも出力する時も環境に合わせたり
音源を購入したり個人的にはゲーム制作で一番ハードルが高い部分だと思っています。

フリーの音源を使っても良いですが、大抵の人が使ってしまっているので
人気のあるゲームに使われているとそのシーンしか浮かばなくなったりして残念な気持ちになります。

ただ、全て外注してしまうと凄まじい出費になりますので
外注するときはメインとなるBGMだけにしてしまうほうがいいですね。

重要でないシーンはフリー音源でいいと思います。

個人的には戦闘シーンだけはオリジナルにしたいところですね。

余談:同人ゲーム制作は基本的に一人で全部やろう

ゲーム作りは孤独

企業で開発する際は規模が大きいのでそれぞれの専門を活かした箇所だけを担当するということが多そうですが
同人でゲームを開発する場合は仲間がいない場合も多いかと思われます。

なのでゲームの構想から実際のゲームプログラミング、絵を用意したり音楽を用意したり、
デバッグをしてバランス調整をしたり全て自分で一人でしなければいけません。

クオリティが低くてもやり切ってしまう

作っててあからさまにクオリティが低いなって思ってもそのまま作り上げるべきです。

一旦作り上げて、あからさまに不自然だったりユーザーに不利益になる部分だけを修正して
それ以外は全て妥協して、次回作に改善点としておいておくことで
次に乗り越える壁を設定できるので成長につながります。

音楽も絵も一旦仮のものにしておいて後で差し替えをしやすいようにすれば
プログラミングさえできてしまえば完成させることができます。

──このようにこだわりを持つのはベテランになってからで大丈夫です。

最初からこだわりを持ってしまったら気に入らない部分が絶対に出てくるので
気づけば完成させずに放り出してしまう可能性が高くなってしまいます。

私もブログを毎日書いていてダメな日は妥協して質の悪い記事にしてその日を終わらせてしまうということを何度もやってきました。

それでは。