VRゲームを普及させるための必要だと思う5つのこと

ゲームシステム分析

VRゲーム 普及

こんにちは。なおキーヌです。

ブログ毎日更新は304日目になります。

VRゲームいまいち流行らないですよね。

私自身もいくつかVRゲームをやったことはあるのですが、
どれもこれもなんか1回やったらもういいかな……って感じのモノばかりでした。

VRChatが恐らく一番VR使用率高いゲームでしょうか。

アレはゲームというよりもコミュニケーションツールですが(笑)

なので意外とゲームに向いてないんじゃないかなって言うのが最近の疑問です。

そんなVRゲーム、どうしたら面白くなるのでしょうか?

若干ネタ切れになってきたのと現場が忙しくなってしまうので
考察記事ばっかりになってますが、お許しください。

結論から言っておくと面白くするための最低限クリアしなきゃいけないと感じた5つの要素です。

  • 精神的にも入り込めるレベル
  • ケーブルレス
  • VR酔い対策
  • 脳波で動かす技術
  • ネットワーク要素

になります。

それぞれ見ていきましょう。

ゲームとして楽しむにはSAOレベルが必要?

ナーヴギアというVRヘッドギアを付けて精神体をゲームの世界に送り込むことで
身体全体でMMORPGが楽しめるアニメーション作品で有名ですね。(原作はラノベ)

恐らく大体の人が思ってると思いますが、あのぐらいのレベルにならないとVRゲームは流行らないでしょう。

大体のVRゲームは体感して「おぉ!すげぇ!」から「あぁ、もういいかな」になりがちです。

マインクラフトやスカイリムとかもVR対応してたりしますがいまいち盛り上がりに欠けますよね。

恐らく面白いんでしょうが、やっぱり1回やったらもういいかなに落ち着きそうです。

メチャクチャ面白い状態だったらもっと社会現象になっているとおもいますからね。

なのでVRはゲームとして実用レベルになるにはまだまだ発展途上な状態です。

最近Googleで量子コンピューターで話題になってスーパーコンピューターが赤後のようなレベル(言いすぎか……)
になってしまったので意外と早い時期にSAOのようなVRゲームが実現する可能性が高まって少し期待を持てました。

しかし一般的になるにはかなり時間がかかると思います。

それまではお金持ちの娯楽(VRは今でもある意味金持ちの娯楽ですが)でしょうね。

普及するにはケーブルレスは必須

HTC VIVE PROが無線になってキタ!と思ったのですが、
日本では電波法の問題でNGになってズコーってなりました。

一応なんか抜け道はあるそうなのですが、
そういうイレギュラーなやり方ではなくて正式な形でやってほしいですよね。

オキュラスクエストとかが無線化できたのですが、
マシとはいえHTCVIVEPROに比べるとスペックが落ちてしまうんですよね。

VRChatもオキュラスクエスト専用のものがあるらしいですが、
色々と規制が強いらしく、見てると今のところは微妙とのことでした。

それでも無線で出来るというのは素晴らしいですよね。

なので普及するには無線化が必須なんですよね。

VR酔い対策と脳波で動かす技術も必要不可欠

殆どの人がVRゲームを楽しみ続けるには脳波で動かす技術も必要になりますね。

今のテクノロジーでは既に実現されていますが、一般的にはまだまだ扱えない代物です。

でも非現実的じゃないというだけ希望が持てるのがうれしい所ですね。

全身を動かしてプレイするVRゲームは恐らく体力がある人じゃないと長く続きません。

高橋名人のゲームは1日1時間ですら辛いのではないでしょうか?

性能が上がれば大丈夫だとは思いますが、VR酔い対策もしなければいけません。

私もオキュラスDK2時代に友人にホラーゲームをやらせてもらったのですが、
性能がまだまだだったのと作りがいまいちだったせいで車酔いの一番ヤバイ奴と同じ状況になって少しVRが怖くなりました。

ホラーよりもVRで酔うのが怖いって意味わからんですよね(笑)

私は元々酔いやすい体質なので余計だと思います。

私以上に酔いやすい人はもっと大変でしょうね……

それだけでVRという楽しみが恐怖に変わってしまうわけですから。

ネットワークを使ったゲームじゃないと流行らない

個人差はあるかもしれませんが、流行る流行らないで言えばネットワーク機能が無いと流行りませんね。

1人でやってても段々空しくなってくると思います。

VRChatが流行ってるのもコミュニケーションを電脳空間でとれるからですし。

アダルト系に関しては一人の方がいいかもしれませんが(笑)

ただ、セカンドライフ等を見ているとアダルトも例外ではないのかもしれません。

5G通信の時代がもう来ているので、この点に関しては時間の問題でしょうか。

以上、VRゲームを面白くする最低限の条件でした。

つらい現実を忘れるためにも誰もがVRを楽しめるようになってほしいですね。

私はVRは楽しむ方に回りたかったのですが、だんだんと作りたい側に回るのもいいかなと思えてきました。

折角友人からHTCVIVEをいただいたのでVR開発も進めていこうかなと思います。

本格的にやらなくても知識としては持っておきたいですね。

VRゲームを普及させるための最低限クリアすることのまとめ

もう一度最低条件を書いておくと

  • 精神的にも入り込めるレベル
  • ケーブルレス
  • VR酔い対策
  • 脳波で動かす技術
  • ネットワーク要素

になります。

このうちケーブルレスとネットワーク要素に関してはほぼクリアしてきています。

精神的に入り込めるレベルは、SAOとまではいきませんが
VRChatがそれにかなり近いレベルになってきているとは個人的に思いますね。

後はデバイスが進化すればもっと没入感を高められると思います。

今でも十分高いのですが。

VR酔いも性能が上がってだいぶ解消されてきている気がします。

問題は脳波で動かす。

これが一番の難易度じゃないでしょうか。

VRヘッドセットに組み込まないといけないわけですから、必然的に単価も上がってしまいます。

このコストを下げないと普及は難しいですね。

ただでさえVRヘッドセットは一式で高価なものなので普通の人はそこまでして買おうとは思いません。

そしてこれらをクリアしてもゲームが面白くなるわけではありません。

ココから面白くしていくのが、ゲームクリエイターの腕の見せ所なのではないでしょうか。

それでは。