とりあえず資格取得しよう!は無価値な上に継続挫折の第一歩

勉強術

資格取得 挫折

こんばんは。継続の錬金術士なおキーヌです。

居酒屋に来た時にとりあえずビール的な感じで
何かを始めようとしたときに、「とりあえず資格取得」となっている人は多いでしょう。

これほど無駄な努力という言葉が似合う行動はないと思っています。

この記事の対象者
漠然とした資格取得をしようと思っている人
資格用教材を買ってもモチベが保てず投げ出したことのある人
試験対策だけして資格取得したけど次に進めない人

ちょっと長くなってしまったので結論から書いておきます。

この記事の言いたい事は、「とりあえず資格取得しようで取った資格は無価値」ということです。

何事も中途半端はよろしくないということですね。
資格を取るなら確実な知識を身に付けてその道のプロにならなければ時間の無駄です。

中には取ろうとすることに意味があるんだ!

勉強するだけ何もしないよりマシでしょ。

等々、何かしら言い訳を付けて現実を受け入れない人が多いです。

こんなこと言う人はたとえ資格が取れたとしても大抵次に活かすことなく気付けば自堕落な生活を送っています。

確かに資格があれば職の幅も広がりますし、職によっては給与アップに即つながります。

取った資格がすぐに現職に活かせる状況や、国家資格がないとその職業を選ぶことが出来ない
という状況の人はとるべきだとは思います。

ですが、漠然と何か資格を取ろうというのは個人的に時間の無駄だと思っています。
その理由は大体の人が「資格取得を目標」としてしまうためです。

なぜ「とりあえず資格取得しよう」は無価値で挫折の第一歩なのか

時間の無駄 挫折

結論を言うと単純に資格取得というものは達成までに時間がかかるのでモチベが保ちにくいということです。

資格取得はネットで自由に受けられるものを除くと試験日や会場が大体決まっていますので
そこを目指して勉強するのですが、大体数ヶ月後とかになると思います。

やり始めは問題なく勉強するのですが、大抵の資格取得は勉強内容が楽しくないので
3日過ぎたあたりから急激にモチベーションが下がってきます。

そして、試験対策だけしてりゃいいやという考えになりどんどん勉強しようとしなくなりがちです。

試験対策だけして合格しても、すぐに実務に応用できる状況であれば話は別ですが
大抵の人はその資格をすぐには有効活用できません。

初級資格であればなおさら直ぐに活用するのは難しいでしょう。

急いで合格しても、次の上位資格を取るために結局また面白くない勉強をしないといけないですし
その土台になる知識も試験対策しかしていないので、また覚えなおしになる可能性が高いです。

そうなると段々めんどうくさくなり、もういいやってなってしまい
結局勉強した時間も無駄になります。

とりあえず資格取得をしたい人が通信講座は利用してはいけない理由

通信講座

正確には、初級レベルの資格取得勉強に通信講座を利用するのはお金の無駄だということです。

確かに通信講座は一式テキストがそろっているしアドバイスも受けられるのであれば
やる気のある人にとってはモチベをブーストできるので通信講座という選択肢は良いとは思います。

しかし、とりあえず資格取得という怠惰な人間にとっては通信講座はお金の無駄になる確率が極めて高いです。

初級レベルの資格であれば大抵は本屋に行けば対策テキストが売っているので
教科書と問題集を1冊ずつ購入してやる気さえあれば教材2冊と受験費用のみで資格取得は可能です。

わざわざ通信講座を受ける必要はありません。

どうしても通信講座を受けたいのであれば、ひとまず我慢してまずは最低限の費用で初級の資格をスピード合格してください。

それだけやる気があれば通信講座の費用は無駄にはならないでしょう。

やる気がない状態での通信講座受講は十中八九挫折します。

初級資格のスピード合格をしたらすぐに次の資格勉強をすべき

早めの勉強

先ほども言ったように初級資格は興味とやる気さえあれば簡単に受かります。

そして、大抵の初級資格は就職には全くと言っていいほど役に立ちません。

むしろ資格と受ける職場によってはそれしか持ってないのかこのザコめ!
とマイナス評価をされてしまい合格率を下げかねません。

もしその初級資格を認められたのであればその企業はレベルが低くブラックな可能性が高いでしょう。

スピード合格をしても知識が自分のチカラとして確立できていない為、それ以降なにもしないと
取ったという事実だけが残り、車の運転しないペーパードライバー状態になってしまいます。

車は自転車とは違い、長い間乗っていないと乗って公道を走るのが怖いという人はよく聴きます。
(私は普通免許すら持っていないので周りをみた感じですが(笑))

なので初級資格をスピード合格した場合、仕事ですぐに活用するか
初級編の応用となる上位資格の勉強をすぐに始めないと初級資格は無駄になります。

上位資格を取るために初級資格を取ったのにやる気がしない原因

早めの勉強

資格試験をスピード合格をして上位資格の勉強を始めようとしても続かない原因の1つとして

予想以上に難しくて頭に入ってこないので気付いたら勉強しなくなってしまった。

という人、かなり多いのではないでしょうか?

それも当然なことで、大体の人が試験対策しかせずにスピード合格をしたので
内容の意味をしっかりと理解していない為に起こる現象です。

上位資格は基本的に下位資格の応用となるため、基礎が確立できていない状態では理解できないのは当然です。

そうなると結果、また基礎から勉強するハメになるか諦めるかの二択になります。

それなら最初からしっかりと基礎を身に付けたほうが時間の節約になります。

ITパスポートをスピード合格して上位資格を取ろうとして挫折した話

挫折 リタイア

隙あらば自分語り。

挫折というよりは時間が無くて諦めたといった方が正解ですね。

私もエンジニアの端くれだし何かとりあえずIT資格が欲しいなと、
去年思い立ってITパスポートを取得したは良いのですが
興味のあるテクノロジ以外の項目はもうほとんど忘れてしまいました。

2018年の春にITパスポートを受けて7割取れて合格しました。
勉強期間は1日1時間半程度で2ヶ月間。過去問正解率は9割です。

1時間半を2ヶ月と書いてはいますが、モチベがない日は一切やっていませんし
実質1ヶ月も勉強せずに受かっています。

その時の私は今みたいに何かを継続していたわけでもないし
むしろ堕落気味な無駄な人生を送っていた状態です。

何故そんなダメな私が短期間でITパスポートを合格できたのか。

  • 単純にIT方面への興味が強かった
  • 興味のない項目だけ試験対策をした
  • 無料の過去問集アプリを通勤中にやっていた

とりあえず合格できたので、心の中でドヤ顔だけして特に活用せぬまま1年弱経ちました。
今回説明した典型的な無価値な資格取得ですね。

まだ1年は経ってないですが、最近上位資格に当たる基本情報処理技術者の資格取得しようと
勉強を始めましたが、全く頭に入ってこないし興味がわいてこないので即継続リストから外しました。

なので上位資格を狙う時は基礎資格と平行してやるか、合格後すぐに勉強していかなければ
確実に初級資格の勉強時間は無駄になります。

結果論ですが、ITパスポートの時間を読書に割り当てたほうが良かったなと後悔しています。

ブログ毎日更新は58日目。
マイナンバーカードの取得できました。

予想外のことがあったので、またそのことについて書こうと思います。

それでは。