【ゲームAI】アストロノーカ20周年記念パーティーに参加したかった【再入門】

独り言

アストロノーカ 20周年記念パーティ

おはようございます。継続の錬金術士なおキーヌです。

ブログ毎日更新は86日目になります。

100日目まで後2週間ですね。

私が最も尊敬するクリエイターである森川幸人氏(以下尊敬の念を抱いて森川幸人先生と称します。)が立ち上げた、日本初のゲーム専用AIの会社 モリカトロン株式会社を3ヶ月ぶりに覗いてみたらアストロノーカ20周年記念イベントをやったと書いてあったのでフリーズしてしまいました。

これは参加したかった……

とはいっても、東京だし平日だし往復でお金がぶっ飛んじゃうので
どちらにしろ我慢せざるを得なかったのですがリアルタイムで見たかったですね。

今はタイムシフトでのんびりとみていますが、やっぱりいいゲームだなと思います。アストロノーカ。

私がAIを少しずつ勉強しようと思ったのは、このアストロノーカと
森川幸人先生がアストロノーカの前に作っていた「がんばれ森川君2号」ですね。

がんばれ森川君2号は当時周りからはなんだこのクソゲーって言われまくってたのですが
私はメチャクチャ大好きだったので何故このゲームの面白さに気付かないんだって思っていました。

大人になって冷静に考えてみると、当時はアクションゲームやRPG黄金期の時代だったので子供からすると、
全然操作出来ないし勝手に進むしPiTはバカだしって感じで受け入れられなかったんだと思います。

もう1つ、ここ掘れ!プッカという2D視点のAIを育てる宇宙石探索ゲームも作られたのですが
私の近くのゲームショップには全然おいてなくて当時買えずにそのまま未プレイの状態で、
現在に至ってもやってない始末です。

これもアストロノーカに並びアーカイブスでプレイできるようなので
ゲームをする時間を取れたらやってみたいと思います。

ただ、当時のPSのロードって意図的に組み込まれたものなので
ロードは終わっているのに指定された時間は絶対に待たないといけないのでテンポがどうしても遅くなるんですよね。

当時楽しんでいた水族館経営ゲームのテーマアクアリウムをアーカイブスでプレイしましたが
何するにしてもロード地獄でゲームプレイ出来たもんじゃありません。

良く当時あのロードでプレイ出来てたなぁと思います。
単純に大人になって時間の大切さを学んだってのもありますが、悲しいですね。

アストロノーカとは

アストロノーカとは

1998年8月27日にプレイステーション用ソフトとして発売された宇宙野菜農家シミュレーションゲームです。
当時のジャンルとしてはSLGというよりもetcらしいです。

ゲームの内容としては野菜を育てて収穫して、収穫した時に取れる種を配合して新しい野菜の種を作ってを繰り返し
コンクールに出して優勝を目指すゲームです。

それだけじゃ詰まらないので、1日の終わりに現れる害獣バブーが飢えている野菜を食べにやってきます。

野菜を食べられてしまっては傷物になってしまったり、最悪売り物にもならなくなります。

その前に、トラップでバブーを追い払うトラップバトルがあります。

バブーはAI搭載でどんどん学習していくので同じトラップの配置では避けられたり壊されたりします。

今ほど高度なAIではないですが、遺伝的アルゴリズムという手法を用いてるようです。

簡単に言うと、前回の戦果を持ち帰った親Aと親Bの能力を子に受け継がせて育っていく感じです。

なので毎回トラップを使って追い払っていしまっては、どんどんバブーが強くなってしまうので、
トラップを使わずに野菜をわざと食べさせて退化させなければ本当に必要な野菜を育てきる前に食べられてしまいます。

20周年記念パーティの動画を見てて、本当のテーマはバブーとの共存というのが聞けて面白かったです。

一時期プレミアが付いちゃって高騰しちゃいましたが、PSアーカイブスのお陰でいつでもプレイが出来るようになっています。

小6の時にドハマりしてしまった

当時RPG大好きだった私は、あまりこういうジャンルにはハマらないと思っていたのですが
見事にドハマりしてしまっていました。同じくしてRPGか格ゲーしか興味のない友達に進めまくったら、
その友達も見事にドハマりしましたしいまだに根強いファンがいるのですごいゲームだと思います。

基本的に飽き性だった私はゲームはコンプリートするまではやらなかったのですが
アストロノーカに関しては一番高難易度であるコンクールをクリアするまでやりました。

今考えると良くあの条件のコンクールクリア出来たなと思います。

未だとたぶんすぐ投げちゃうでしょうね(時間的に)

アストロノーカの真骨頂はAIとのトラップバトル

当時コンプリートしたと錯覚していた当時の私を説教してやりたいぐらいですが、小学生なので許しました。

そこでもう一歩AIに興味を持っていてくれたなら、今と違った人生を歩めてたのではないでしょうか。

今、この部分をスマートフォンでプレイできるならたぶん延々とやり続けてしまいそうです。

コスモぐらしについて

ちょっとやったことはあるのですが、気付いたらサービス終了してて泣きました。
早すぎたんだ…… 今ならスマートフォンのソシャゲにすれば良いと思うのですが
女の子をガチャ化出来るタイプのゲームではないので儲けるのは難しそうですね。

開発秘話とかすごく興味があるのですが、成沢様、資料を表に出すのは難しそうですかね……

ゲームAIについて

ゲームAIとは

私の中でゲーム+AIというので一番古いのに限定すると浮かんでくるのはFCのドラクエ4でしょうか?
当時パッケージにAI搭載!とかうたわれてたようなきがします。

それ以降のドラクエではAI戦闘がデフォルトになりましたが
結局面倒な時以外は「めいれいさせろ」を使うのであまりAIを使っているという感じはありませんでした。

そもそも、〇ターンで倒さないとダメみたいなボスが出てきた時点で
めいれいさせろが最も効率が良くなるので結局AIを使わないんですよね。

このようにゲームとAIを組み合わせるのってかなり難しいみたいです。

とはいってもゲームの細かい所で機能の部分でAIはたくさん使われていますが、
たぶんほとんどの人はAIとは認識せずに使っていると思います。

未だにアストロノーカを越えるAIを組み込んでうまく調和しているゲームというのは存在していないそうです。

現代の技術で作ればかなり面白そうなものが生まれそうですが、
AIを勉強している人って別にゲームクリエイターやゲームデザイナーではないですから
結局どっちかに偏ったゲームにしかならないんでしょうね。

AIも出来てゲームデザインも出来る森川幸人先生だからこそできたゲームなのだと思います。

一度アストロノーカを真似てゲームを作ろうとしたことがある

あまりにもアストロノーカが好きすぎてUnityを使って完全に真似たゲームを作ろうとしたのですが
やはり一番の面白さでもあるトラップバトルのAIが全く分からなかったので頓挫してしまいました。

野菜育成の部分はできたのですが、これだと何も面白くない!となってやめてしまいました。

それ以来少しずつゲームAIの勉強をしているのですが、学がない私にはすさまじく壁が高いものでした。

高校数学とかわかんないので、AIの入門本を読みまくったけどそれでも結局数学の壁は越えなくてはいけないので
少しずつ勉強を進めていましたが、仕事が出張だらけの激務になり勉強を中断してやらなくなっていました。(完全に言い訳ですね。)

継続の力を体感している今ならもう一度AIの勉強を始められる

何故もう一度ゲームAIの勉強をしようと思ったのかは、私が本当になりたいものはなんなのかと自問したところ
私の中に居る少年の心が「ゲームクリエイターになりたい」と叫んでいました。

AIを組み込んだゲームは私の目標でもあるので、ゲームを作りつつ、AIを勉強しつつ
本当に自分がなりたい人間になるために頑張ろうと思います。

AI入門はこれで何回目だろうか

モリカトロン公式ページのニュースを見て最近AI入門の新書を出したとのことで早速買いに行きました。

ちくまプリマー新書ということでその棚を探したのですが全然なくてこりゃネットで買うかってなったのですが
最近発売されただけに新刊コーナーに1つだけひっそりとありました。

人間の脳ってすごいですね。

あんなにいっぱい本があって同じ形をした本の中の一つから、
ピンポイントでそれだけが目にはいってしまう脳内フィルターの力を思い知りました。

何冊かAI入門の本を買って読んだのですが、結局使わないと意味がないんですよね。
そしていくら絵で解説しようとも小難しい話なので少し離れると概念ぐらいしか頭に残りません。

たぶん最近はやりのPythonを使って機械学習をさせても私はふーん程度にしか思えないので
どうせなら楽しみながらAIを学習したいなと思ってゲーム作りに組み込もうと思っています。

まずは思った通りに愚直にAIを組む

複雑な計算式を使わなずに、条件式と変数・配列を使えば疑似的なAIを作れてしまいます。

私には圧倒的に経験がたりないので、そこから始めたいと思います。
実際に組んでみて、物足りない部分や改善点が必ず出てくると思うので
それが必要になったときに、複雑な計算式とかを覚えた方が絶対身に付くと思います。

必要じゃないときに覚えようとすると難しいと感じてしまいノルアドレナリンがたくさん出てしまいます。
そうすると記憶にも残らないので時間の無駄になっちゃいますね。

それなら楽しいと思える状態でβエンドルフィン、つまり脳内麻薬を放出させまくって
記憶力をアップさせた状態で覚えるべきだと思います。

特にAIに関しては難しいことが多いのでこの方法でやらないと凡人にはかなり厳しいでしょう。

──この時代になって、AIの勉強を始めている人はかなり増えてきていますが
ゲームAIを勉強する人って言うのはかなり少ないんじゃないでしょうか?

基本的な勉強は大体共通していますが、その後の応用をどうするかですね。
最近ではロボットに活かしたい、Webサービスを組みたい等が多いかと思います。

その中でニッチなゲームAIに活かしたいと思う人を見つけたらすかさず監視リストに突っ込みます(笑)

それでは。